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ワンピース、ルフィから学ぶ夢や仲間への想い

飲み会の時にたびたび盛り上がる漫画談義。
先日、参加した仲間内の飲み会でも盛り上がっていました。

そこではゴールデンカムイやキングダム、金色のガッシュなどいろんな漫画の話をしましたが、その中でやはり盛り上がるのは「ワンピース」ですね!
みんな思い思いの好きなシーンがあって、そのシーンのことを語るだけでもつい涙がちょちょ切れてしまうような、熱が籠る漫画がワンピースです。

僕も小学1年生くらいの時から読み始めて、そこから何十周も読んでいるのでその思い入れの深さと来たらハンパないものがあります。

今回はそんな大好きなワンピース、その主人公のルフィの魅力について好きなシーンと共に紹介できればと思います。

ルフィとはどんな人物か

ルフィはゴム人間。
悪魔の実を食べることによってその能力を身につけた。
悪魔の実の所為でカナヅチでもあります。

海賊王を目指し、海に出て、仲間を集めながら
ひとつなぎの大秘宝を求めて旅をしています。

情に熱くて困った人を放っておけないタイプ
大事件を起こして度々新聞にも載るが、当事者は大体ルフィたちのことが好き。

また仲間思いでもあって仲間のピンチには冒険を中断して、助けてしまう。

着々と仲間を集めながら山あり谷ありだが航海を進めています。

ルフィの生い立ち

そんなルフィと言えば底抜けに強い意志と身体があります。
冒険を始めた頃からとんでもなく強さを持っていて、冒険を始めてすぐに、東の海、イーストブルーの海賊で最高金額の賞金首になる程。
例え相手が自分より強くても海賊王になるなら負けない、とその意志を貫き、敵を撃ち倒します。
子供の頃にはこの信念と強さにめちゃくちゃ憧れました。

ルフィはなぜそんなに強いのでしょうか?
その秘密は環境にあるのでした。
ルフィは海軍の英雄と呼ばれる祖父のガープに、立派な海軍になるための修行を幼少の頃からやらされています。

ルフィが言うには谷底に突き落とされたり、風船に括り付けられたどこかの空に飛ばされたりしていたそうでした。
その時がまだ7歳以下だと思うので恐ろしい世界観です。

その後は憧れの存在であるシャンクスと出会い、
シャンクスから友達を大切にする姿勢を学び、腕と引き換えに命を助けられ、今のルフィのトレードマークとなる帽子を預けられます。
幼少期なのに濃すぎですね・・・!

その後は義兄弟となるエースとサボと出会い、3人で修行の日々に明け暮れます。
3人で誓い合った自由になる、と言うのが今のルフィの自由へのこだわりへと繋がっているのかもしれません。
ガープが無理やり海軍にならせようとした所為かも知れませんが笑

自由への執着

「この海で一番自由な男が海賊王だ!」と言うセリフにもある通り、
ルフィにとっての理想は誰よりも自由であることです。
ドレスローザ編の終盤で、戦いを共にしたバルトロメオを始めとする仲間たちがルフィの子分になって、麦わら大船団の大頭になって欲しいと提案した時にも「窮屈」だと一蹴していました。
自分は友達を助けるから、友達も自分を助けて欲しい、とルフィは語っていて、あくまでもその関係は対等なのでした。
結局、その後は子分になるのも「自由」と言うことで、一方的に杯を交わして勝手に子分になります。

ルフィのこういったところが僕は大好きで、
冒険の中で出会った人々は海賊なのにも関わらずルフィたちのことが大好きです。
ただ、ルフィたちは好かれたいから人助けを行ったのではなく、助けを求められたから放って置けなくて助けただけなんですね。
見返りをまったく求めていないところが大尊敬です!

ただ、この自由さは仲間も辟易しているところが若干あります笑
オモシロを求めるために、航路に迷った際は最も危険そうなところを選ぶ。
仲間たちには大反対されるけれど、結局、ついていきたくなってしまう。
これはルフィの魅力のなせる技だと思います。

仲間思い!

ルフィの魅力と言えば仲間思い!
物語のところどころに仲間思いの部分が強調されているシーンがあって、胸が熱くなります。

みんな大好きアラバスタ編で反乱を止めることに焦るビビに対して、殴り合いをして「俺たちの命も一緒に賭けてみろ!仲間だろ?!」と叫ぶシーンは泣けて来ます。
このシーンはルフィの仲間というものに対する考えが象徴されているシーン。
ルフィにとっての仲間とは「自分も助けるし、仲間も自分を助ける。それぞれの役割を全うする。」というものだと僕は思います。
このシーンだと仲間(ビビ)の目標に対して自分と他の仲間全員で助ける、という考えの元、この言葉が出たのだと思います。
ルフィは仲間を作る時に、ここまでの覚悟を持って仲間にしてるんですねぇ!

他にもアーロン戦の時には自分のできないこと、自分にできることを明言していて、自分のできないところは助けてもらうし、自分のできるところは助ける、ということをはっきり言ってますし、
だからこそ、アーロンのナミを「使う」という表現に怒りを露わにしていたのだと思います。
ルフィのブチ切れシーンはめちゃくちゃかっこよくて小学生くらいの時から大好きでした笑
つまり、仲間に対する尊敬の念を持って関わっているんですね。

仲間に対する尊敬は仲間の思いを尊重するというところにもつながっていて、
ロビンやサンジが仲間を守るために敵の手に自ら落ちようとする場面でも、ルフィは二人にどうして欲しいかどうかを答えるまでは助けようとはしないんですね。
普段を見ているからこそ、本心かどうかを重要視している。
本心の結果どうなろうと責任を取ろうとするのはめちゃくちゃかっこいい船長ですね!

そんなルフィだからこそ、仲間もルフィのことを信頼していて、ルフィは必ず海賊王になる!と信じています。
ナミが「ルフィが海賊王になれない」と言えば命を助けてもらえるというシーンでも発言を覆すことはありませんでした。
ここも涙なしで語ることのできないシーンです。

意思の強さ!

ルフィと言えば、圧倒的な信念の強さを持っている、というところが印象的です。
海賊王になる、という夢を自分より格上に笑われたりしてもその発言を覆すことはありません。

ルフィの信念を象徴するシーンはクリーク戦でゼフが「信念の槍」について語るシーンです。
鋼の鎧を身に纏うクリークにルフィの攻撃は全く通用しません。
終いには千山マントをも身に纏われますが、ルフィのそのマントの上からクリークの顔面に一発を叩き込みます。
ゼフは全身に何千何万の武器を仕込んでいても腹に括った一本の槍に勝てないことがある、と言っていましたが、常に素手で戦うルフィの拳で最後はクリークの鎧を打ち砕きます。
まさしく一本の槍が何万もの武器を破ったシーンです。

ルフィはその意思の強さ故に何をするにしても常に全力なのですが、だからこそ後悔がありません。
ローグタウンでバギーに公開処刑されそうになった時も、仲間に対して笑顔で「悪ぃ、俺死んだ。」と言い放ちます。
ルフィの生死観もここに現れていて、自分の信念を貫くためには死すらも厭わないところがルフィの強さです。
その覚悟故の危うさもあってそこが見ていてハラハラもします。
モリア戦の時のギア2、ギア3の重ねがけや、マゼランの毒の治療の際に寿命を犠牲にして治療したりと、ワンピースの結末でルフィはどうなってしまうのだろうと心配になってきます。
しかし、その信念の強さが強大な敵を打ち破ることのできる理由だとも思います。

夢のないものが嫌い

ルフィは諦めている者を嫌う印象があります。
嫌う、というか相手にしない、と言ってもいいかもしれません。

コビーと初めて会った時も、間違えて乗った海賊船で2年も雑用している境遇を聞いた時にも「根性なさそうで嫌いだな〜」と発言しますし、
幽閉されたまま外に出ることを諦めて泣いてばかりいるしらほしに対しても嫌いとはっきり言います。

上述する意思の強さがあるためか本当の自分の理想があるのに行動しない人を嫌います。

ジャヤで出会うベラミーに対しても、海賊が夢を見る時代は終わった!という発言に応えてか因縁をつけられた際には相手にせず、ベラミーのなすがままになっていました。
こういうところは憧れのシャンクスに似ているのかもしれません。
シャンクスも相手にしてない者から因縁をつけられた時も笑い飛ばしていました。
特に戦う理由がないと相手にしませんが、ルフィもシャンクスも友達を傷つけられた時は激昂して返り討ちにします。
「パンチの打ち方を知っているか?」とベラミーに挑発され、その直後にたったの一撃でベラミーを沈めたシーンは大興奮でした。
ここは何度読み返してもルフィのかっこよさに痺れます。

まとめ

ワンピースはめちゃくちゃ面白い作品で語り尽くすことができません。

仲間や夢、信念などハッとさせられるような描写も数多くあって、子供にも大人にも大人気なのがよくわかります。
この文章を書いている今でも読み返したくなってきます。

ルフィの信念の強さや仲間を大事にするところは本当にかっこいいし、学びになるところもたくさんあります。
僕もルフィのようなかっこいい男になれるように頑張っていきます。

今回は以上です、読んでいただきありがとうございました♪

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