楽しい夜食タイムに巻き起こる異臭パスタ事件
僕の家にはよく人が集まっていて、
夜中には夜食のパスタを作ったりしています。
料理好きな友人がいて彼がいつも料理を引き受けてくれるのです。
その日のメニューは玉ねぎとツナの醤油パスタでした。
なんとも美味しそうな響きですね。
ただ、残念なことにその日は夕食をたっぷり摂っていたので丁重にお断りしていました。
今回はそんな美味しい美味しいパスタを巡った珍事件について書いていきたいと思います。
そいつは異臭と共にやってきた
いつも料理を作ってくれるマッチョなシェフは悩ましそうな顔をしていました。
玉ねぎの臭いが強くて、臭みが消せないらしいです。
僕は自分が食べないのでスルーしていたのですが、
いざ出来上がってみると部屋中が異臭に溢れていました。
例えるなら二郎ラーメンのような強烈な臭いでした。
他にも友人達がいたのですが、
「一体何を入れたんだ?」とざわついていました。
強烈な臭いを放つパスタ、
しかし食べてみたら味がしない。
僕も食べてみましたが風味のみで味がしません笑
塩を足したらいいのではないかと議論しながら、
眺めているとパスタを食べていたシェフに異変が現れたのです。
なんかこう、顔が赤い、、、
本当に何を入れたのか尋ねてみると、
フランベのために日本酒を大量に入れていたとのこと。
思えば異臭の正体は日本酒のせいな気がしないでもないでした。
なんとか塩を入れたら食べれる味になり、なんとかみんなで食べましたが、
次の日にまた事件が起こります。
失敗料理として笑い話では終わらず後引くパスタ
パスタをみんなで食べた次の日、
一人の友人の様子がおかしくなりました。
この友人が言うには
「上からも下からも大リバースした」とのことで、
いよいよ昨日のパスタの異常性が増してきました。
元々異常なのに。
これから時間と共にパスタに使われていた材料の謎が解き明かされていきました
まず玉ねぎとパスタですが、
家にある新しいものを使ったのだと思っていたら、
パスタを食べた二日前の飲み会で使ったものを常温で放置したものを使っていたのです。
玉ねぎとパスタは両方とも異臭を放っていたそうです。
さらに日本酒だと思っていたものが実は一年ほど前から開封して家に置いてある焼酎だと言うことが分かりました。
日本酒じゃないんかい。
腐った食材同士が臭いを打ち消しあって、
どの食材が原因なのかを不明瞭にする、という奇跡、いや地獄のようなパスタを食べていたのでした。
味見程度にしておいてよかった笑
勿体ない精神はほどほどに、、、
改めて余った食材は早めに消費するか冷凍保存する、
傷んだ食材を勿体ないからと言って無理に使わない、という教訓を得ることができました。
シェフと友人1名が明らかに食中毒になっているので、
怖くてしばらく手作りパスタを食べられそうにもありません笑
この記事を読んでくれた皆様もぜひ気をつけて食材を扱って欲しいと切に願います…!
今回は以上です、読んでいただきありがとうございました♪