牧師夫人の徒然なるままに (七六三) 「どちらが先?であっても」
先日、Yさんが「ナオミの会」で心に深く残る証をしてくださいました。紹介したいと思います。
愛犬の介護に疲れ果てていたご家族に、娘さんからイチゴが届きました。臨終間近の愛犬の世話に疲労の激しいご夫妻でしたが、Yさんは「あなた、召しあがって」と勧めると、ソファーに横たわったままご主人が「持ってきて口に入れてくれたら食べる」と返事をしました。Yさんは内心「疲れているのは私も同じなのに」と憤りを覚えたそうです。ところが、彼女の口をついて出てきた言葉は「いくつ召し上がるの?」でした