【スマホ脳】アンデシュ・ハンセン
今回は、2021年1番売れた本「スマホ脳」を紹介します。
なぜ世界20ヵ国にも翻訳されるほど、爆発的人気の本になったのか?
「はいはいどうせスマホが悪いんでしょ。」
はい、その通りですw
結論から言うと、スマホが悪いですw
しかし、この本の著者アンデシュ・ハンセンさんは、安易にスマホが悪いと決めつけているワケではなさそうです。
何故なら、まだそんなにデータがないから。
スマホが普及して、我々の生活必需品になってから、まだ数十年しか経っていません。
スマホが与える影響について、大規模な社会実験のデータが最近になって集まってきてる、といった段階です。
そして本書は、最新の研究データを駆使して書かれているため、とても興味がそそられる内容になっています。
■こんな人におすすめ
スマホがやめられない
最近、集中力が低下してきた
子供にスマホを使わせるか悩んでいる
はいはいどうせスマホが悪いんでしょ
■グッときたポイント3選
その通りです、スマホが悪いんです
インスタントドーパミン
で、どうすればいいの?
1.その通りです、スマホが悪いんです
じゃあ「スマホを使いこなせばいいんじゃね?」と、僕は思いました。
使い方さえ間違えなければ、心強い味方になってくれんじゃないの?
どうやら、そういう問題でもなさそうです。
「スマホは人間の能力を下げる」という事が、わかりつつあるんです。
本書で挙げられていた実験を紹介します。
幼少期の子供に実物のパズルの代わりに、タブレットでパズルをさせた → 何年か経って大人になってから「計算能力」や「論理的思考力」が低下
小学生に紙で本を読むグループと、タブレットで読むグループにわけた → 紙の本を読んだ方が、よく内容を覚えて理解していた
ここで挙げたのは一部ですが、スマホが脳に与える悪影響については、近年多くのデータが集まってきているようです。
なかには「何故なのか?」原因がハッキリしないものもあります。
しかし結果を見ると、いい影響を与えてくれるとは言えないものがほとんどです。
2.インスタントドーパミン
YouTubeにアップされてる7、8年前の曲のコメント欄にこんな書き込み見たことありません?
「2024年も聴いてる人いる?」
そして、スゴイ数のいいねがついてます。
わかります。書きたくなる気持ちは、めっちゃわかりますw
だって、みんなから「いいね」が貰えるんですもん。
しかも超簡単に。
下手をすれば、インスタントラーメンが出来上がるより、早い時間で書き込めてしまいます。
こんなに簡単に「承認欲求」が満たされて、「ドーパミン」という快楽物質が出る「スマホ」。
「もっとスマホが見たいっ」と思うのは自然なことで、抗えないのも無理はありません。
ちなみに、フェイスブックの「いいね」機能を開発したジャスティン・ローゼンスタインという人物。
この人物は以前のインタビューでこんなことを言っています。
「最善を尽くして開発した。しかし後になって思ってもみないような悪影響を与えることに気付いた。」
つまり「やべえ機能作っちゃったー」と自覚があるんでしょうねw
ジャスティンのばかやろーw
3.で、どうすればいいの?
スマホを完全に使わないのは無理だと思います。(少なくとも僕はw)
なので、自分なりにできる対策を考えてみました。
作戦1:ナイトモードにする
これは絶対にやってください。
やらない理由がありませんw
ナイトモードを設定すれば、ディスプレイが暖色系に変更されて、画面から発せられるブルーライトを弱めることができます。
作戦2:スマホの画面を見ない
画面を見ずに、耳で楽しむという作戦です。
寝る前にYouTubeで動画見ちゃいますよね?
目を使うと、ブルーライトが入ってきて脳が覚醒状態になってしまうので、それを防ぐための工夫になります。
作戦3:利用時間を設定する
最近のスマホでは、アプリごとに一日の利用時間を設定できます。
自分がよく使うアプリは上限時間を設定するのがおすすめ。
僕の場合Xは1時間まで、YouTubeは2時間までと設定してみました。(多い?w)
作戦4:逆にスマホを使っちゃおう?
どうせスマホを見てしまうなら、自分にとって学びがあるコンテンツを見ましょうということです。
英語学習アプリで英語の勉強をする
クックパッドで健康にいい食事を覚える
kindleで電子書籍を読む
このように、学びにスマホを利用することで、自分をレベルアップさせる作戦。
わかってると思いますが、できれば紙で勉強した方が良いですからねw
あくまでも「どうせなら」です。
■まとめ
【スマホ脳】のまとめになります。
その通りです、スマホが悪いんです
インスタントドーパミン
スマホを完全に使わないのは無理(少なくとも僕はw)
無理だけど使う時間を減らすことはできる
どうでしょうか。
僕もいつ依存症になるかわかりません。
他人事だと思わずに、気をつけたいところです。
それでは、みなさん「いいね」お願いしますねwww
ではまた。
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