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【読んだら忘れない読書術】樺沢 紫苑

本を読む理由とは?

結論…
「情報」ではなく「知識」が手に入るから!

1年たって古くなるのが「情報」、10年たっても古くならないのが「知識」です。

次の例だとわかりやすいです。

①昨日見たニュースの内容が、1年後も役に立ちそうですか?
②昨日読んだ本の内容が、1年後も役に立ちそうですか?

圧倒的に②の方が役に立ちそうですよね?

これが本を読む理由の全てだと思います。

理由がわかったところで「読んだら忘れない読書術」を要約していきます。


■こんな人におすすめ


  • 本を読む理由がピンとこない

  • 本の内容を忘れてしまう

  • 本の選び方がわからない

  • ハズレ本を買ってしまう

この本を、一言で説明するなら”本を読むための本”だと思います。

あまり本を読まない人、本の選び方がわからない人におすすめしたい1冊です。

■グッときたポイント3選


  • 読書によって得られるメリット

  • 記憶に残る本の読み方

  • 失敗しない本の選び方

1.読書によって得られるメリット


みなさんは本を読んでますか?

僕は本を読むのが苦手でした。

正直「本なんか読んで意味あるの?」とか「マンガの方が面白いじゃん」と思ってましたw

本から得られるものは”知識”!

冒頭でもお話しましたが…

今日見たニュースの「情報」が1年後に役に立ったことありますか?

では、10年前に買った本はどうでしょう?

おそらく10年前に買った本の方が、今でも役に立つ事が多いはず。

それは、いろんな「情報」をまとめて「知識」へと変換してくれているのが本だからです。

これを聞いて、「本を読まないなんてもったいない」と思いませんか?

もう一つ大きなメリットがあります。

選択肢が増える!

知らないことは、そもそも実行できないですよね?

例えば、「おすすめの温泉」や「日本100名山」も知らないと行けないし、「ふるさと納税」など知らないと損することだっていっぱいあります。

というか僕の場合は、振り返ってみれば知識がないから損してることの方が多かったかもしれませんw

「無駄な保険に加入してた」とか「同じ物を高い値段で買ってたり」とか…w

この本では「読書は将来の選択肢を増やす」と書いてありますが、個人的にはそれよりも「損しないため」もしくは「自分を守るため」にも読書は必要と思いましたね。

2.記憶に残る本の読み方


①「気づき」にマーカーを引く

自分が知らなった新たな「気づき」を得られた箇所に引くのがポイント!

みなさん、受験勉強の時にやりませんでしたか?

マーカーでラインを引いたり、書き込んだりすることで、より脳が活性化して記憶に残りやすくなるそうです。

ちなみに、僕は本を汚すのに抵抗がある人間なので、マーカーの代わりに付箋を貼ってます。

②人に話す

本の内容を人に説明するのも効果的です。

人に説明するためには、内容を思い出して整理しなければいけませんので、アウトプット効果がかなり高いそうです。

「でも、友達いないからなあ」と思ったみなさん。

安心してください。僕も友達がいませんw

LINEのトーク履歴はせいぜい2~3人、それ以外は「贅沢コピー品」とかいう詐欺アカウントと「前澤さん公式アカウント」ぐらいですw

なので今のところは壁に向かって1人でしゃべってますw

今後いい解決方法が見つかったら、みなさんとシェアしたいと思います。

③感想をシェアする

読んだ感想をSNSなどでシェアするのも記憶に残りやすくなるそうです。

SNSに投稿することで、たくさんの人の目に留まりコメントされることで、脳が「楽しい」と感じてモチベーションが上がります。

文章を書くのに慣れてない人は「心に響いた箇所を1行~2行だけ書き写して、自分なりのコメントを書く」のもアリ。

これなら手軽にできるので、個人的にはおすすめできるなと思いました。

最後に上級者向けですが、書評(レビュー)を書くとより一層効果があります。

3.失敗しない本の選び方


本選びに失敗したことはありますか?

僕はめっちゃありますw

まだ読書の初心者だったころに、ドフトエフスキーの「罪と罰」と言う本を買って、難しすぎて途中で投げ出しちゃいましたw

数年後に読み返してみたら面白かったんですけどね。

そんな経験をしてきて「どうやって本を選ぶのがいいんだろう?」とずっと考えてたんですが、本書の内容がすごく参考になったので紹介します。

①レビューを参考にする

「当たり前じゃん」と思った方。

ちょっと待ってください!

レビューの内容をそのまま鵜呑みにしないでください!

どういうことなのか?

例えばこんなレビューがあったとします。

  • 当たり前のことしか書いてなくてつまらなかった

  • 誰でも知っている。星1つもつけたくない

こんなレビュー…
裏を返せば「初心者にとってはわかりやすい本」かもしれません。

あくまでも「その人のレベルにはあってなかった」ということです。

このように書いてある内容を鵜呑みにせず、どういう意図でレビューしたのか考えると、自分が求めてる本に出会いやすくなると思います。

②人が勧める本を買う

自分が「なりたい人」や「価値観があう友人」がおすすめする本は、ハズレが少ないという説。

「なりたい人」が勧めている本は、その人が成長していく上で役に立ったわけですから、自分が目指している目標などの参考になることが多いです。

僕は東野圭吾さんの小説が好きでよく読みます。

友人もこの著者が好きで、本を貸してもらったりします。

今のところ貸してもらった本にハズレはなく、すべて楽しく読ませてもらってますよ。

■まとめ


【読んだら忘れない読書術】のまとめになります。

  • 読書で得られるものは「10年たっても使える”知識”」

  • 読書すると選択肢が増える

  • 目標としてる人が勧める本を買う

あらためて「本を読むための本」だと思いました。

本を読む習慣がない人には超おすすめの一冊となっておりますー。

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