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INTP16人の経歴と現在のまとめ

はじめに


この記事は、周囲のINTPの経歴や現状を可能な範囲で共有し、INTP当事者やINTPと関わる方などに参考にしていただくことを目的としております。
※16名しかいないので母集団に偏りがあるとは思います。
※INTPというタイプ自体の洞察を共有するというよりは、個々の事例共有となりますので、本記事のような特徴を持っていないINTPは数多く存在していると思います。その上でご覧ください。

一人目:日本に来て10年、キャリア志向が強い傾向のINTP


母国のトップ大学(日本文化研究)を首席卒業した後、文科省からの奨励を受け日本の大学院に進学。その後日本の大手通信企業に入社。新規事業開発部で5年以上働く。
2年ほど前、新たな挑戦をするためにVC(ベンチャーキャピタル)に入社。ワークショップなどを通した人材開発などに従事。
仕事をする上では、ENTJの上司と相性がいいと言っていた。
交友関係は主にINTP、INTJ、INFPの3タイプらしい。ENTJ、ENFPと仲良くなりたいと言っていたが、プライベートではあまり見つからない様子。
趣味は旅行、読書

二人目:医師として活躍するINTP


母国のトップ大学医学部を卒業後、そのまま医師のキャリアに進む。呼吸器系の専門性を磨き、母国で活躍中。配偶者ESTJも医師らしい。
ちなみにINTPは部屋を片付けられないらしく、同じタイプのINTPの人に引かれたことがあるほどの部屋の汚さらしい。

三人目:個性豊かな学徒のINTP


東大理一に進学後、消息不明。高校時代は学校の宿題をドラム缶に入れて燃やし、(色々な意味で)炎上した。また、廊下で卑猥な言葉を繰り返し叫び、何度か親を呼び出されたこともあるらしい。
模試の成績は飛び抜けて優れており、余裕を持って東大に進学した。高校の頃から、高校の学習範囲を超えた内容の勉強を悠々自適に楽しむ。学校をサボり、大学の物理に励んだり、岩波文庫で哲学書を読み耽るなどしていた。本人曰く、コミュニケーションが苦手で、人とまともに話せないとのこと。
趣味は学問とアニメ鑑賞。

四人目:生き辛い中、趣味を深めるINTP


高校で音楽(ギター)に熱中するも、その後は山籠り、そして消息不明。音信不通になるまでは、後ろ姿で弾き語りをYouTubeにアップロードしていた。大学受験をしたが、進学はしていない。また、高校卒業後にADHDであることがわかったらしい。ちなみに、学校の成績は現代文だけが突出して高く、他は並だった。喋り出したら止まらない人だった。余談だがamazarashiと宝石の国が好きらしい。

五人目:Tiが色濃い、やや外向のINTP


名門中高一貫から東大に進学し、その後大手IT企業へ。大学にはまともに行っていなかったらしいが、その割にはしっかりと法学などの専門知識を身につけている。ISTPにも近いようで、Seの刺激追求的な点もあるらしい。エニアグラムは3w4。本能タイプはsp/sx。ソシオニクスはSLE。
極めて有能らしいが、上長の話の矛盾をストレートに指摘したり、既存のシステムが非合理だと我慢ならないと発言するため、あまり可愛がられてはいないらしい。

六人目:鬱屈とした影のある、エンジニアINTP


アメリカ生まれ&育ち、早慶から大手IT企業へ。非常に個性的で少し厭世的なところもあるが、ある程度黙々と仕事を進められるエンジニア職らしく、パーソナリティを露わにせずにそつなく仕事をしているらしい。とはいえ、労働環境がよくないらしく、睡眠障害や蕁麻疹に悩まされている。
また、バイリンガルという特性を活かし、学生時代から現職に至るまで翻訳にも携わっているらしい。副業を充実させて離職したいと言っていた。また、自他ともに認める言語学オタクでもある。他にも何かと幅広い知識を持つ。エニアグラムは6w5。本能タイプはsx/so。

七人目:孤独ながらも仕事にやりがいを持つF寄りINTP


福祉施設で発達障害などを持つ子どもを支援する仕事をしているらしい。勉強することが多く、ここ最近は自分の裁量も大きいらしく楽しんで仕事をしているらしい。
プライベートでは映画鑑賞、芸術鑑賞(シュルレアリスム)を嗜んでいる。
また、群発性頭痛に悩まされている。

八人目:個の力で押し上がっていく、独立心の強いINTP


大学在籍時にアプリ開発の事業を立ち上げ、新卒で就活をせずにそのまま自分の会社を続ける。数年前、業績が振るわず、その後はアプリの知見を活かして、年齢にしてはかなりの待遇を受け中途採用で企業に就職することに。現在は分析力を評価され、順調に仕事をしているらしい。また、UI/UXの知見も現職に生きているらしい。
仕事でも、プライベートでも、実力があるだけに他者には厳しい傾向があるとのこと。
ISFJと交際をしているらしい。趣味は読書と筋トレ。

九人目:好きを仕事にする人格者INTP


専門性を活かしてYouTuberとして活動している。細かい気配りができ、できた人であるという印象。笑顔はあまり得意ではないにも関わらず、視聴者が気にならない程度のやや引き攣った笑顔を作ることに成功している。大学では非常に成績がよく、成績優秀者の常連で授業料の大半を免除されていた。
就活期の前に、目標としていた国家公務員のキャリアを志向するのをやめ、今は趣味を突き詰めてのびのびと活動している。

十人目:独特の空気を放つ異才INTP


進学校から東大文一を受験するも、勉強をしておらず一浪。その後は無事文一に進学。
幼い頃から陸上で優秀な成績を収め、大学まで陸上を続ける。
自分を一言で表すと「顔以外は完璧な人間」だと言っていた。
いわゆるツイ廃で、文章なら延々と書けるらしい。高校当時、そのTwitterアカウントの存在感は強く、他校生からも多くフォローされていた。
また、今も続けているかは知らないが、大学にいた頃は雑記ブログも書いていた。
現在は何をしているのかわからない。
RADWIMPSの大ファン。

十一人目:シニカルな物言いがファンを集める、気の強いINTP


具体的には知らないが、アパレルスタッフからカフェスタッフに移り、販売員というキャリアの中で転々としている。
また、SNSで文才を発揮しており(長めの文章)一定数のファンを持つ。

十二人目:自己実現の道筋を模索する、慎ましいINTP


自動車系の最大手に入社し、5年働く。その後は、元々好きである飲食を仕事にする。カフェやレストランのスタッフを転々としている。「今の職場は楽しいよ、あと2週間で辞めるけど。」と言っていた。
将来的には飲食系で独立したいらしいが、具体的なプランは特にないらしい。
また、かなり声が小さい。

十三人目:大企業で生き残る、やや孤立気味のINTP


東大農学部→東大大学院修了後、大手海運企業に入社。その後外資系コンサルティンファーム→VCでマネージャーのキャリアを歩む。
頭脳明晰だが、周囲からは「コミュニケーションが活発でなく、自分の持っている情報を外に出さす留める傾向にあるので、その閉鎖性に困る時がある」と思われていることもあるらしい。
また、他のINTPが言うには、その人は大きな組織で生き残るにあたって、「波風を立たせず、敵を作らない技術」を身につけているらしい。

十四人目:向かない仕事に苦しむINTP


地方国立で心理学を学び、日系企業に数年勤めその後VCへ。
細かいオペレーション作業が苦手なのにオペレーションの仕事ばかりやらされているらしく、モチベーションの維持が難しいと聞いた。

十五人目:マネジメントの道で成功を収めるINTP


京都大学卒業後、日系コンサルティングファーム→外資系コンサルティングファーム→外資系コンサルティングファームでシニアマネージャー→VCでマネージャーというキャリアを歩む。
近況はわからない。

十六人目:法の道を突き詰める、前向きなINTP


慶應義塾大学法学部を卒業後、大手IT企業の法務に就職。入社して4ヶ月で、役員に「実はこの会社にずっといるつもりはなく、アメリカで弁護士になりたいと思ってます。」と正直に告白したらしい。
明確なキャリアプランがあるらしく、数年で海外に出るらしい。
具体的にはハーバード法科大学院、およびアメリカのMBAもどちらも取得し、日米いずれもの知見を活用して活躍したいらしい。
英語は苦手意識があるらしく(現在TOEIC950点)、英会話と英検一級もゆくゆくは取りたいと言っていた。(一級の一次試験は通過している)
プライベートな会話では「でも〜〜じゃない?笑」と、優しい笑みでシニカルな持論を展開することが多々ある。
また、間接的な言い方が多く、INFPのような「まあ、わかんないけどね」「もしかしたら」「〜かもしれない」などの口癖がある。

まとめ


総括できないほど多岐にわたるINTPたちだが、周囲のINTPは総じて知的であり、何らかの専門性を生かした仕事をしている人が多く見られた。ただ、世間的なイメージとは違い研究者は多くなく、「組織の中での専門的ポスト」にいたり、特定の分野を活かして独立したり独立を志すINTPが周囲では多数派のようだった。
社会の世知辛さや、何らかの自己実現欲から、現在の環境から離れたいと口では言いつつも、行動は先送りにしてしまうINTPも複数見られた。
タイプと知的な能力とは関係がないと言いつつも、特定の領域を突き詰めるポテンシャルを持った人は実際に多いという印象がある。そのため、その才を開花できない環境にいる場合、当人は苦心している。INTx全般の傾向かもしれないが、特に環境を選ぶタイプなのかもしれない。

最後に


ここまでお読みいただきありがとございました。
冒頭でも申し上げた通り、ある程度の偏りはある記事かもしれませんが、何かの参考になったり、エンターテインメントになっていればいいなと思います。
このような試みは初めてなので、何かご感想などありましたらコメントいただけますと幸甚です。
他のタイプのご希望や、追加してほしいカテゴリなどあれば何でもコメントしてください。


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