「何かをつくること、増やすこと、広めること」の、裏側を考える(秋分の日)
こんにちは、片づけ習慣化コーチの牛尾恵理です。
片づけや掃除は、一般的に「生産的」だと言われていることに比べると、どうしても後回しにされがちです。
「何かをつくること、増やすこと、広めること」の方が、「後始末する」よりも、上で、偉いこと(=楽しく、かっこよく、意味のあること)。
そんな価値観が、まだまだ世の中の主流であるような気がします。
見切り発車が招くこと
だから、その活動によってでた廃棄物を「どう片づけるか、どう浄化するか」ということは、たいして考えられずに「見切り発車」されることが多いのかもしれません。
その結果、後始末されずに放置され続けた廃棄物は、どんどん溜まり、気づいた時には手遅れ状態。
そういう「しくじり」こそ、歴史から学ばなきゃなあ、と思うところです。
■片づくマインド・名言シェア210
人命は企業の論理に優先する。
細川 一(医師*)
1901年9月23日生
*新日本窒素肥料株式会社(後のチッソ株式会社)水俣工場附属病院長であり、水俣工場が引き起こした水俣病の症状を公式に発見した。
細川一氏に関する、こちらのページには、こんな記述がありました。
自分を育ててくれた会社が、医師として手の施しようのない「病」を造りだした当の犯人であることを自分の手で明らかにしなければならないことが、細川を苦しめます。
企業の論理は、きっと、お客様や社会の役に立つ「何かをつくること、増やすこと、広めること」。
悪いことをしているなんて、これっぽっちも思っていなかったかもしれません。
でも、そういう生産的な活動を行う時は、必ずその裏側の、「何かを捨てること、減らすこと、やめること」も同じくらい考えることが、やっぱり必要。
そうすることで、結果的に偏らずに真っ直ぐ健全に成長し、長続きできるように思います。
翻って、我が家はどうなのか・・・
今日は秋分の日。
日の当たらない側も、よく考えてみたいと思います。
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