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洋食小川/小川糸
#小川糸 さんの著書『 #洋食小川 』を拝読📖しました。
(2021,9,6読了)
私の中で小川糸という作家は、とても信頼度が高く、どれを拝読してもきっと好きだろうという自信があります。
だから、著書を置本にしたいと思える作家の1人です。
と、こんなに自信満々に言いましたが。。。
私は、小川糸さんの著書を今回初めて拝読させていただきました。
しかも、自分で小川糸さんの著書を購入したのも本書が初めてです。
これまで著書を拝読したこともないのになぜこんなに自信満々なのかというと、映像化された『食堂かたつむり』と『ツバキ文具店』を先に視聴していて、どちらもとても好きだったので、これなら原作は間違いないだろうと思ったのが1つ。
そして、小川糸さんの数たる名著は母が購入し先に拝読していて、その都度感想を私に聞かせてくれるのですが、やはり母の感想を聞きながら小川糸さんの作品に間違いはないと思えるのです。
母の読書センスに対して信頼度が高いとも言えます。
母棚にある小川糸さんの著書を先に拝読しようかなとも思ったのですが、書店でたまたま本書を見かけて購入してしまいました。
さて、本書はタイトルからして食エッセイかと思ったのですが、どちらかというと時折食の話を織り交ぜながら小川糸さんの日々を綴ったエッセイでした。
ちょうど『ツバキ文具店』が出版された頃に書かれていたようで、作品への想いなんかもチラッと書かれています。
ペンギン(旦那)さんとの関係も素敵だし、ゆりね(わんこ)ちゃんへの想いはとても共感できましたし、何より地球に優しいナチュラルな小川糸さんの生活が素晴らしく、見習いたいと思いました。
日本には物があふれすぎている!!!
幸せにしてくれるはずの「物」の存在に、逆に苦しめられ、窒息しそうになっているなんて、皮肉なことだ。
そして、原発に対してのことも少し書かれていました。
私たちは真実を知らな過ぎる。知らされてないから仕方ないではなく、知ろうとしないことが罪だと改めて感じました。
小川糸さんの著書を初読して、やっぱり凄い作家だと確信しました。人として幅が広い人なんだろうなと思います。
台湾の薔薇のパン、made in Latviaの雑貨、小川糸さんが自画自賛する手作りコロッケ、手作りポン酢etc。。。
気になるものもまた増えました。
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