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夢で会いましょう/村上春樹、糸井重里
積読本📚の中から、村上春樹さんと糸井重里さんの共著
「夢で会いましょう」を拝読しました📖´-
(2023,8,13 読了)
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カタカナ文字の外来語をテーマに村上春樹さんと糸井重里さんが競作したショートストーリーやエッセイをまとめた一冊。
作品の最後にどちらが書いたのか頭文字が記してありますが、そこを見なくてもなんとなくどちらの作品なのかわかりました。
「夢で会いましょう」は短編集でもないし、エッセイ集でもない。まあ要するにフシギな本です。
村上春樹さんがおっしゃるようになんともフシギな本でした。
どの作品も夢心地のような、酔い心地のような感覚でふわふわと拝読。
お二人のぶっ飛んだ(!?)妄想力に脱帽しつつ、仕事を終え疲れた頭を休めるために本書を拝読して眠りにつくのが心地よい数日間でした。
私は「パン」「マッチ」「モーツァルト」が特に好きでした。
気付けば村上春樹さんのものばかり。
私は村上春樹さんの文章がやっぱり好きなんだなと再認識しました。
なんていうんだろうなぁ〜。
掴みどころないし理解はできていないけど、嫌味のないオシャレ感が好きなのかもしれません。
糸井重里さんの文章は所々でハッとさせられる言葉があって。
背筋がピシャと伸びるような気持ちになることもありました。
人間は、楽しみをゆっくり時間をかけて味わおう、なんて思うでしょ。
それが知らず知らずのうちに、時間そのものが目的になったりしはじめるし、ね。そういう人間を、嫌いだとも思わないけれど、時間のモノサシを忘れるくらいのところまで、欲望のねじれを戻したいな、と思うのである。
”欲望のねじれを戻す”
私が今最も望んでいることだなと思います。
そして、今の私の課題でもあるようにも思います。
新たなステップのために転職したはずなのに結局転職前と同じような環境になっていて悩んでる私がいて。
もちろん前の職場よりも良くなったところもありますが、そこが目的だった訳ではないのではと頭が疑問符だらけです。
夢から覚めたら自分の欲望にきちんと耳を傾けなければ。
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