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内向的な人こそ強い人/ローリー・ヘルゴー、向井和美(訳)




積読本📚の中から、ローリー・ヘルゴー氏の
「内向的な人こそ強い人」を拝読しました📖´-
(2023,10,26 読了)




本書を購入したきっかけは向井和美さんが翻訳していたから。
前に拝読した「読書会という幸福/向井和美」で翻訳家である向井和美さんがどんな本を翻訳されているのか興味を持ち、翻訳本の中からタイトルに惹かれた本書を購入し時が来たら拝読しようと積読していました。




ある日職場のバイトの子に性格診断というのが流行っているからやってみてと言われたことがあり、同じタイミングでブロ友さんが性格診断をシェアしていたのでやってみたのです。
その結果、私は建築家というタイプでした。





性格特性の中で60%内向型というのを見て、内向型とは具体的にどういうことを言うのかが知りたくて積読していた本書のことを思い出し拝読してみたのです。
タイトルにもありますが、本書は臨床心理士の著者が「内向性」に光を当て、「内向的」とはどういうものか、どのようにして「内向的」な性質を活かせばいいのかを自身の経験談を交えながら詳しく分かりやすく書かれています。



私は性格診断の結果を見る限りほぼバランスよく「外向性」も「内向性」も持ち合わせているのですが、若干「内向性」の方が強いのだということは本書を拝読していても実感しました。
本書の中で書かれていた「社会順応タイプ」に最も近いような気がします。


多分、周りから見たら外向的に見えているはず。人との時間を楽しむこともできるし。
だけど、ひとりになる時間が全くないと苦しくなってきます。
家族以外の人といる時に無理して楽しんでいるように見せている訳ではないけれど、やはりどこかで気を張っているのであまりにも長い時間はしんどくなってしまう。



お仕事でもそう。
接客は好きだから今のお仕事自体に不満はないのだけれど休憩もない、休みも少ない今の職場は息が詰まってしまいそう。
私にとっては、ひとりになれる時間があまりにも足りないのです。



孤独を恐れているくせにひとりになる時間は欲しいだなんて、なんだか矛盾しているようにも感じますが、孤独とひとりになることはまた別だと本書を拝読して感じました。


誰しも自分の中に「外向性」も「内向性」も持ち合わせていますが、もしかしたら自分は「内向性」の方が強いかもと感じている人は本書を拝読すると良いヒント💡が得られるのではないかと思います。
また、自分は「外向的」だけれど周りに「内向的」な人がいる場合、お互いに無理をせず良い関係を築くために「内向的」とはどういうものかを知ることも大切なので、やはり本書は役立つことでしょう。
あまり小難しく書かれていないので読みやすくておすすめです。






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