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ココロでやせるダイエット/和田ゆみこ、心屋仁之助




和田ゆみこさんと心理カウンセラー・心屋仁之助さんの共著「ココロでやせるダイエット」を拝読📖しました。
(2021,9,30読了)





本書は、「心のあり方」を変えていきながらダイエットを成功させた和田ゆみこさんが、どのようにして「心のあり方」を変えていったのかが詳しく書かれていて、その都度ポイントとなるところで心屋仁之助さんが更に分かりやすく解説さてれいます。


食べるのを制限しているのに、いつまでもやせれない、という、「あなたの大前提」が「あなたの現実」を作っている、ということです。
(はじめにより引用)



心屋仁之助さんがはじめに書かれていた言葉です。
要は自分と向き合い深掘りして、自分の中にある根深い思い込みを手放すことの必要性を訴えてありました。


これは、ダイエットに限らず「自分軸」で生きることが出来るようになるためのもの。
このような内容は、これまでにも他の著者が書いたものを何冊も拝読しているので、正直言うと耳にタコ状態なのですが。。。
今も尚似たような内容の本を拝読する機会がくるということは、まだ私がまだまだ自分軸で生きれていないからでしょう。


自分軸で生きるというと、自分への優しさと甘えを混同しがちですが、それについても心屋仁之助さんが分かりやすく解説されていました。

自分に優しいとは、自分を大切にすること、自分にゴミを、どうでもいいものを入れないこと、本当に楽しいもの、楽しいこと「だけ」を選ぶということ。
自分に甘いというのは「どうでもいいこと」で自分を満たすということです。



ここさえハッキリ理解が出来れば、正しく自分に優しく考えることができ、自分軸で生きていけるのだと思います。


心屋仁之助さんは、「がんばる教」をやめろと常々仰られています。
そしたら周りに集まる人も自分らしく生きてる人ばかりになり、それぞれが足りない部分を自然に補い合える環境になっていくと。


私の身近な人で自分の好きなように生き、発言し、自分時間を大切にしている人がいます。
でも、その人の周りからは人が離れていきます。
心屋仁之助さんの言うてることは矛盾してるではないかと一瞬思ったのですが。。。


その人は、「がんばる教」だということに気付きました。
自分が頑張っているんだから認めて、自分以外も頑張れと思っているのが周りにもヒシヒシと伝わってくるので人が離れていくのです。
「がんばる教」をやめるということは、人に「がんばる教」を押し付けるのもやめることですね。





先にも書いたように私もまだまだ自分の中に思い込みが多く、手放せていません。
このように何度も似たような内容の本を拝読しながら、自分の中に落とし込まないといけないのでしょう。


それから、その思い込みは自分が刷り込んだものばかりではないということも知っておく必要があると思います。
心屋仁之助さんは、解説の中でこのように言われています。

「国」として、そう「教え」たほうが、国民が我慢強く勤勉ほうが、国にとっては都合がいいのです。



私たちがこれまでに受けてきた教育により洗脳されているものがあるとは薄ら感じてはいました。
それは、コロナ禍になり益々色濃くなっているような気もします。
刷り込まれた思い込み、自分が刷り込んだ思い込み、どちらにも気付き手放していけるように行動していきたいものです。


ダイエットについて書かれた本ではありますが、ダイエットのことだけにはとどまらず色んな気付きもある1冊でした。





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