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やっぱり、僕の姉ちゃん/益田ミリ





購入本の中から、益田ミリさんのコミック「やっぱり、僕の姉ちゃん」
を拝読しました📖´-
(2023,9,8 読了)






「僕の姉ちゃんシリーズ」第三弾。
自由奔放な姉とすっとぼけた凡人の弟との二人暮しの日常を描いた物語。
お姉ちゃんの辛辣な言葉が要所要所で刺さるのです。

あたしたちが自分で考えてるーって思ってることって
外から入ってきた言葉を選択してるに過ぎず、
なにをどう、どのくらい選ぶかで”自分”になっていくわーけ

でも、弟よ、
今いる場所から周囲をじっと見るのだって
大切なんだぜ
静かに振り返ることでくり返さず済むことだってあるのだ





姉ちゃんの言葉は時に哲学的。
ふと自分に当てはめてみると、私は”なりたい自分”があるのになれないと地団駄踏んでいるくせに”なりたい自分”のための選択をきちんとしていないではないかと猛省するのです。
目の前に選択肢はいくつもあることに気づいているのに。



そして今いる場所を無視して見過ごすから、きちんとした選択ができないのではないかとも思えます。
姉ちゃん見てると本当はもっと自由に生きていいんだよなって。
がんじがらめにしてしまっているのも結局は自分なんだよな〜って。
姉ちゃんを通して毎回教えられるのです。




何よりも姉と弟の掛け合いが面白い。
三姉妹の長女の私には知りえない世界。
姉ちゃんに鍛えられた弟がどんな女の子と恋をするのかも見れたらいいなぁ。














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