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魂の退社/稲垣えみ子




読書会仲間さんから譲り受けた稲垣えみ子さんのエッセイ
「魂の退社」を拝読しました📖´-
(2023,4,5 読了)





前に参加した読書会でご紹介された本で、ご紹介された方が今の私にきっといいヒントを与えてくれるのではないかという温かいお気持ちで私に本書を譲ってくださいました。
これはすぐにでも拝読しなくてはでしょ。



元朝日新聞社の社員だった稲垣えみ子さんが会社を退社すると決意し、生き方を見直していく様子などが描かれたエッセイです。
本書の大きなテーマは「足るを知る」だと感じました。


「あったら便利」は、案外すぐ「ないと不便」に転化する。その結果、経済成長に巻き込まれた人間は、どんどんモノに依存しないと生きれない体になっていく。




「足るを知る」ということを理解しつつも、自分が既に完全な依存状態になっている認識もあります。
私は人生の折り返し地点でやっと社員になり、守られている環境での生活を知りましたが…
社員になって5年、最近とても違和感を覚えています。
私を社員として受け入れてくれた2社にはとても感謝していますが、なんだか自分の人生を生きれていないのではないかという気がして。


会社社員として働くことが自分の人生を生きてないということになるとは決して思わないですが、私の今の状況を見ていると誰かに都合よく生かされているという気持ちが拭えません。
これは誰かのせいではなく、明らかに私がそんな風にしてしまっているのだろうと思います。



本書には会社から見る社会の縮図、自分の人生を生きるとはどいういことかがとても分かりやすく描かれていたので、今自分がすべきこと、考えることはなにかを整理する参考になりました。

「いつかは会社を卒業していける自分を作り上げる」こと。それはすごす大事なんじゃないか。



この言葉をしっかり意識し、今できることを模索したいと思います。






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