詰め込んだ1日
昨日は、前の夜に読書に熱中して夜更かししたことを後悔しつつ、頑張って早起きしました。
そして、朝イチで向かったのは西新商店街。
お目当ては、大学生による西新のはかない1日古本屋さん「book in orange」
じっくりゆっくり本を選びたかったので、開店に間に合うように出かけたのでした。
そもそも、この「book in orange」が開催されることを知ったのはブックスアレナさんのツイートでした。
そこから辿り、主催する学生さんたちのツイートに行き着き、とても素敵な取り組みだなと感じたので、開催日を心待ちにしていたのです。
西新商店街の中にポツンと出来た1日だけの古本屋さん。
本棚も床も学生さんたちの手作り、本は色んな方から募って集まったようで、温かみのある素敵なお店でした。
小さなお店を何度もぐるぐる徘徊して私が選んだのはこの6冊。
お会計は¥500。
前日に「book in orange」さんのツイートをRTしていたので、1冊は無料でプレゼントしていただいたのです。
そして、頑張って朝イチで行った甲斐もあり1番目のお客になることもできました😳
素敵な本とのご縁も嬉しかったですし、お若い方々が想いを抱いてイメージしたものを実現している姿を見てなんだか勇気をいただけたようにも思います。
その後、久しぶりの西新商店街をふらふらしてみたのですが、まだ発展途上ではあるけど面白い街だという発見も。
路地裏には、面白い古書店や気になる飲食店もたくさんあり、まるで東京でいう高円寺や下北沢みたい。
いや、まだまだそこに追いつくまでには至らないけれど、きっとそんな街になっていくのではないかという希望が湧き上がってきたのでした。
お昼は、The定食屋さんという感じのお店で。
私が初めてのお店は必ず頼むことにしているカツ丼を注文。
ちょっぴり甘めのカツ丼は、¥550という値段以上の美味しさでした。
そして、店員さんがとても感じよくて心もお腹いっぱい♡
お腹が満たされたところで、運動がてら大濠方面までテクテク歩いて移動。
お次のお目当ては福岡市美術館で開催されている「ゴッホ展」。
美術館に足を運ぶのは、8年前に六本木でアンディーウォーホール展に行った以来。
久しぶりの美術館なので、原田マハさんの小説とエッセイ、お気入りの書店yometaさんからオススメされたYouTubeの山田五郎チャンネルでしっかりゴッホの予習をしていざ出陣。
ゴッホの絵を前にした私は、早くも感無量になってしまいました。
100年以上の時を超えて、ゴッホが目の前にいるような錯覚に陥り、なんだか妙な親近感が湧いてきます。
今回は、ゴッホに魅了されたヘレーネが収集した絵が展示されています。
まだ評価の途上にあったゴッホの魅力を見出したヘレーネも素晴らしい。
私は、ゴッホが油絵を描き始めた初期の作品「麦わら帽子のある静物」と日本の版画がインスピレーションとなり描かれた「草地」が特に好きでポストカードを購入。
「麦わら帽子のある静物」は、ゴッホの絵の面影はしっかりあるけれど、希望に満ちた純真な気持ちがそのまま現れているように思います。
「草地」は、日本の美術に触れたゴッホの高揚感と華やかな気持ちが伝わってくるようにも感じます。
私は美術の知識は全くなく上手に表現することはできませんが、今回ゴッホ展に来れたことは、私の人生をほんのり色付けてくれることでしょう。
ゴッホを満喫した後は、福岡市美術館のコレクションや、ゴッホ展の会場外に展示されていたミニチュア作家の田中達也さんによる絵を描くゴッホのミニチュアを思う存分堪能して、この日を締めくくりました。
たくさんたくさん詰め込んで、気付けば11kmも歩いた1日。
熱い想いは人に伝わるということを実感した1日になりました。
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