MBA日記 デザイン思考
先日のMBAの授業の内容。
前回の続き。
まずデザイン思考について。
デザイン思考は既存の物事から問題点を抽出し、解決策を発想していく⼀連のフローのことを指す。
本来デザイン思考が扱おうとしてきた領域は、特定の問題解決のみならず物事を深く探索し、意味を問い直しながら、より良い⽬標、つまり「新しい価値」を創造しようとする態度そのも の。
すなわち未来のプロトコールを創る?未来の顧客、未来の関係構築?
つまり今回でいうところのデザイン思考とは、
アパレルや建築のデザインのことでなく、
問題解決を起点として未来のビジネスを創造するために役に立つ思考法、
みたいなイメージでしょうね。
さらに続きがあって
さまざまな⽬的を持つ⼈や組織、共同体が、共通アジェンダをもって物事に取り組むアプローチ。
利害が合わないもの同士が個々の自律性を保ちながら成果にコミットする。
ビジネス機会と社会課題の両者を統合的に取り扱うとき、このアプローチが役に立つ。
日本のSATOYAMAエコシステムから⽣まれる5つの力が、日本の強みとするビジネススキルでもある。
ビジネスを創造するためにはステークホルダーとの協同が必須なので、
みなで調律しながら進めなければなりません。
その場合にデザイン思考があるとスムーズに進めやすい、
ということでしょうか。
確かに日本のSATOYAMAは、
それを具現化した良い具体例かもしれません。
上記をまとめますと
表層的なことにばかり捉われるのではなく、
物事や事象の本質を深く考え、
みなで協調しながら試行錯誤して未来を創っていく、
そんな姿勢と思考法が
社会課題解決やビジネス創造に役に立つ
みたいな感じでしょうかね。
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