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MBAホルダーしか入れない仕事のプラットフォーム【MBA WORK】

こんにちは!浅川海嵐(Asakawa Miran)です。僕は現在、青山学院大学のMBAを取得しています。

経歴でいいますと、ベンチャー企業を2社、計7年経験したあと、2021年にフリーランスとして独立。数社の事業開発、マーケティング、営業などをお手伝いしてきました。
この経験を活かして、2022年5月KIRIKAE株式会社を創業。現在はKIRIKAEを含む2社の経営と、1社の役員を務めながら、青山学院大学でMBAで勉強しています。(詳細は下記より)

そして先日、MBAホルダーしか入れない、仕事のプラットフォーム「MBA WORK」のプロトタイプをリリースしました。このnoteでは新サービスの開発背景や、概要、利用方法などを書いていきたいと思います。(読むのが早い人は5分くらいで終わります!)

MBAWORK 全体像

そもそも私が青学のMBAに入った理由

2022年4月からの3カ月間。僕はベトナム、カンボジア、マレーシア、シンガポール、フィリピンなどアジア数カ国を、現地で起業した日本人経営者の方々にお会いしながら回っていました。
きっかけは、ベトナムで上場した社長のコミュニティ開発に携わったことです。

その方のお話を聞くなかで、「いま伸びている海外市場での事業に挑戦したい」という気持ちが強くなり、思い切ってスーツケースひとつで市場調査に飛び込みました。しかし、現地を訪れて日本人経営者からお話を伺っても、なかなかピンと来るような勝ち筋が見えてこない⋯⋯。

1人で過ごす時間がたくさんあったので、とことん自分と向き合いました。自己分析のため、いろいろな知人に「僕の強みってなんですかね?」とヒアリングしました。そういう時間を過ごすなかで、だんだん「いまの自分に足りないもの」が見えてきました。

自分で言うのもなんですが、僕の強みは「突破力」と「解決力」だと思っています。ベンチャー企業での経験があるから、リスクの許容度が高くて行動が早い。

TABILABO

ただ一方で、ビジネスの基礎的な能力が不足している。特に1社の社長にヒアリングをしたときに、「勢いはいいんだけど、売るもの間違ったら、詐欺師になるよ」という言葉でした。。。。めちゃくちゃ刺さった言葉でしたね。それから「ビジネスの型化が苦手」というのも、過去を振り返るなかで直面した課題のひとつでした。

25〜27歳で、COOを任されたときのことです。
当初は20名以下の小さな事業だったので、パワーと瞬発力でどうにか突破できました。

TENTIAL

しかし、次第に事業が拡大してメンバーが増えてくると、再現性を高めるためのマニュアルづくりやフレームづくりが求められるようになります。いっても当時は売上もコロナ需要もあり、売上が100倍までも見ることができ、自分でもできるなという意思で独立をしました。ただ、いまになって振り返ると型化への苦手意識も離職理由のひとつだったように思います。

基礎的な能力と、型化のスキル。この2つの課題にしっかりと向き合わないと、これから経営者として事業を大きくしていくのは難しいかもしれない・・・・・・。そう考えて、3カ月ぶりに日本に帰国。経営の体系的・理論的なアプローチをいちから勉強し直すために、2年間MBAに通うことを決めました。そしてこのMBAでの体験が、今回のサービス開発につながっていきます。

MBA生はすごい!のに、なにかもったいない⋯⋯。

僕が入学したのは青山学院大学のMBAのなかでも、社会人を対象とした夜間のコースです。平日は仕事をした、夕方6時半から22時ごろまで、土曜日は朝9時から13時まで授業。ほかの空いている時間にも、レポートをやったりプレゼン資料をつくったりと課題をこなしています。

2年間の学習時間は1000時間以上

夜間コースの同級生は100人で、そのうち経営者は僕をふくめて5人ほど。ほとんどのMBA生が大手企業の社員の方。僕はずっとベンチャー界隈にいたので、入学当時は「大手企業の社員には負けない!」という自負がありました。ところが実際に授業でディスカッションをしたり、プレゼンを見たりしてびっくりしたのですが、MBA生には優秀な人がめちゃくちゃ多い! 英語ができて、基礎的な能力が高くて、資料がつくれて型化もできる。僕に足りなかったものをぜんぶ持っていたんです。

当然、MBAに通っているだけあって勉強や自己研鑽にもきちんと時間を使っています。しかも仕事や家庭のこともやりながら──。素直に「すごい! 尊敬できる!」と思いました。そういう人たちに囲まれて基礎を身につけていくなかで、僕自身もすごく成長を実感できました。

しかし一方で、不遜ながらMBA生に対して「すごいのに、もったいない!」と感じる機会もありました。というのも、MBA生たちの話を聞いてみると「本当は副業をしたい」「本当は転職をしたい」と考えているのに、なかなか一歩を踏み出せない人が多かったのです。

これはリスクマネジメント能力の裏返しでもあるのですが、いままで関わってきたベンチャー企業の経営者たちや僕自身の感覚と比べると、行動への心理的なハードルが高い。「こんなに優秀な人たちがどうして動かないんだろう? やれば絶対できるのに・・・・・・」と、もどかしい気持ちでいっぱいでした。

MBAを通じて得られること

これって、いまの日本の空気感にも通じている気がします。日本は本当に恵まれていて、たとえ失敗しても死ぬことはない。それなのにリスクの許容度が低くて、みんなどこか後ろ向きです。たしかに現状維持でもすぐに食いっぱぐれることはないかもしれない。だけど、そうこうしているあいだに、日本の経済はこれからどんどん衰退していくと言われています。

「このままでいいのだろうか?」
「どうしたらもっと前向きな社会をつくれるだろう?」

僕がいまやれることを考え抜くなかで思い至ったのが、「MBA生と企業をマッチングするプラットフォーム」というアイデアでした。

MBA人材なら中小企業の課題を解決できる

日本には約380万社の中小企業が存在し、その70%が赤字経営です。約266万社が黒字化を目指している現状を踏まえ、これらの企業に適切な経営支援を提供することが、雇用の安定や新規雇用の創出に繋がります。仮に10%の企業が黒字化し、1社あたり数千万円の追加利益を生み出すことができれば、日本のGDPに数兆円規模のインパクトを与える可能性があります。

中小企業の経営課題を解決するためには、DXやAIといった取り組みももちろん進めていくべきでしょう。ただ、対応できる人材が社内にいないと、導入はなかなか難しい。それでなくても、少子高齢化にともなう人口減少で、多くの中小企業が人材不足に悩まされています。

それから「業務改善」も、多くの中小企業が課題とするところです。多くの企業は「こういうフレームワークで、こういうオペレーションを組めば効率化できる」「このサービスを導入すればコストが削減できる」といったことを考えるのが苦手。どうしても無駄が出てきてしまいます。しかし、コンサルを依頼できるだけの資金力はない⋯⋯。

解決手段のひとつは、やはり優秀な人材の複業・副業を促進して、中小企業のリソース不足を補うことです。しかしプラットフォームが増加している一方で、名乗りを上げれば誰でも複業ができる状況のため、人材の信頼性は担保されていません。

副業・フリーランスの課題

でも、これってまさに、MBA生の強みを最大限に活かせる領域なんです。

MBA生は徹底的なリサーチと思考力にもとづいて、事業計画を立てたり課題を解決したりするのがすごく得意。新規事業を立ち上げるよりも、すでにある業務を型化するスキルに優れているので、中小企業との相性は抜群です。

MBA生にとっても、MBA生だけに特化したプラットフォームの存在は、複業に挑戦する契機になります。たくさんの中小企業を黒字化できれば、MBA人材の市場価値をさらに高められるかもしれません。

ちなみに、企業の課題解決に適した人材を見つけて仕事をお願いするというのは、僕がずっとやってきたことでもあり、得意分野です。言うなれば、いままで1人でやってきたプラットフォームとしての役割を、より大きくしていくようなもの。だからこそ、僕がやる意味があると思いました。これら複数の歯車が噛み合って生まれたのが、日本初のMBA特化型の複業支援サービス「MBA WORK」です。

「MBA WORK」の特徴3つ

「MBA WORK」は、MBAの学びと各業種・業界のプロの知見をデータベース化して、さまざまな企業の課題とMBA人材をマッチング。企業のビジネス課題をMBA人材が解決することで、社会を前進させるプラットフォームです。

「MBA WORK」がMBA生・MBA取得者に提供する最大の価値は「会社の名前ではなく、自分として活躍できる機会」の創出です。登録者はMBA生・MBA取得者のみ。そのため、MBA人材に特化したサービスやサポートを提供できるのが強みです。

特徴 ①:紹介できるプロジェクトと参加方法

「MBA WORK」が紹介できるプロジェクトにはたとえば下記のようなものがあり、これまでの実務経験や学びを最大限に活かしながら、実践を通じて成長とアウトプットの機会を獲得できます。

プロジェクトの参加方法には副業・業務委託のほかに、インターン、ボランティア、ケーススタディの開発、イベント参加、グループ参加といった幅広い選択肢があります。働き方も「休みの日だけ」「仕事が終わってから」「仕事の合間に」など柔軟に対応できるので、ぜひお気軽にご相談ください。

特徴 ②:サポート体制の充実

充実したサポート体制も「MBA WORK」の強みです。企業とのコミュニケーションでは、運営が間に入ってヒアリング・支援も可能です。

https://docs.google.com/presentation/d/1NA-o7Si3p6X2p5MRMA9MME-ryQIiX9vqdgLeXM15oRo/edit#slide=id.p

複業の進め方についても、運営側でマニュアルを準備。マインドセットや目標設定、稼働集計、各MTG/提案資料のフォーマット共有などなど、初めての複業でも安心して取り組める環境を用意しています。

特徴 ③:MBA人材のキャリアアップにつながる機能

企業や人材会社からスカウトメッセージが届く機能もあります。

ゆくゆくは登録者が履歴書・職務経歴書だけでなく、MBAでのレポートやプレゼン資料をアップロードできる仕組みも整えていく予定です。学校との連携も考えていて、ほかのプラットフォームにはない独自の機能がどんどん搭載していきます。

あとはシンプルに副業を通じて、自身の名前で仕事することや、月5万円であれば、年収自体も60万円アップするのとイコールです。

その他:MBA限定のコミュニティやサービス紹介

「MBA WORK」は、MBA人材同士をつなぐコミュニティの役割も果たしていきます。また、MBA人材しか参加できないイベントなども、随時開催します。

学校内だけでなく、接点がなかったほかの学校のMBA生・MBA卒業生ともリレーションを形成できるので、仕事や学びのチャンスがさらに広がります。ほかにもMBA人材限定のサービスなど、シークレット情報やサービスもどしどしお届けします。

まずはLINE@に登録

ステップは下記の通りです。まずはこちら、LINEへの登録をお待ちしてます!

導入のステップ

▼LINE登録
https://lin.ee/xErbwAf 

頑張った人が活躍できる「前向きな社会」をつくりたい

僕がこのサービスを通じて実現したいのは、頑張った人がシンプルに評価され、活躍できる「前向きな社会」です。いまの日本は、ほかの先進国やアジア諸国と比べて「大人が学ばない国」だと言われています。

学ばない日本人

一方、MBA生は先述したとおり、優秀なだけでなくとても努力家で、時間に制約があるなかでも自己研鑽を続けている人が少なくありません。僕自身、一緒に学習していて「めちゃくちゃすごい!」と感動する機会が多々あります。

でも「MBA」で検索してみると、散見されるのは「取得して意味があるの?」「役にたつの?」といったコンテンツ⋯⋯。MBAでの学びを実践できる場が少なかったり、具体的な収入アップや昇格が保証されていなかったりと、いまの社会ではMBA生の能力と努力が過小評価されているように感じます。「MBAに意味があるの?」なんて絶対に言わせたくありません。

だけど、その風向きを変えていくためには、やはりMBA生が自ら動き、挑戦していかなければならない。MBA生が勉強してきたものをちゃんとアウトプットすれば日本を変えられると、僕は確信しています。というか、「日本の経済衰退を救えるのはMBA生しかいない」「僕らがやらないで誰がやるの?」くらいに考えています。

そのために僕ができるのは、「MBA WORK」をNo.1のMBA特化型プラットフォームにすることです。そうしてたくさんのMBA人材がいろいろな企業を救って、努力が正しく評価されて、社会全体が前向きになったらすごくハッピーです。なので、偉そうなことを書いてきましたが、これは僕自身の挑戦でもあります。

勇気を持って一歩前に踏み出すだけで、自分の世界はけっこう変わる。経験上、これだけは自信を持って言えます。あなたも、一緒に「前向きな社会」をつくる仲間になりませんか?

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noteでも案件情報を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!
ありがとうございました。

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