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なぜMBAに通うのか(後編):MBAホルダーが実際に起業するとどうなるのか

国内大学院のMBAに在学中のアオです。
大学院は2023年3月修了予定です。(本執筆は2022年10月)
MBAの同期と在学中に起業をすることになり、MBAホルダーとしての目線で起業についていろいろと言語化していきます。

自己紹介はこちらから


今回はなぜMBAに通っているのか、何を目指しているのか、について書こうと思います。

前編はこちら


なぜグロービスにそのまま通わなかったか

国内大学院の区分け

国内大学院はざっくり区分けをすると下記のイメージ。上に行くほどアカデミック寄り、下に行くほど実務寄り。

一橋
慶應
早稲田
立教
青学
グロービス

MBAの授業で教える内容は経営に関する学問をもとに学校それぞれで特色を出しています。どの学校でどんな特色があるかはMBAコンサルではないので割愛します。(国内MBA 特色とかでgoogle検索してください)

まず私のグロービスの印象ですが「大学院で学問としてのMBAを取得する場」というよりかは、「ビジネススクールで上昇志向の高い人と切磋琢磨して実務で活かせるMBAという資格を取得する場」という印象です。
(個人の印象ですので、これから受けようとする人はいろんな人に話しを聞いてみてくださいね)


学問からビジネスを体系立てて学びたかったから

グロービスにそのまま通わなかった理由は、学問からビジネスを体系立てて学びたかったからです。そのために他の大学院を選びました。グロービスも一応大学院ですしもちろんMBAを取得できるのですが、グロービスはあくまで私の中では「ビジネススクール」でした。

先生方は実務家がほとんど、授業もその先生の経験をもとに話される傾向が強いです。
これはグロービスの最大のいいところでもありつつ、私としては逆に懸念点でした。同じ授業でも先生によって強調されるポイントが異なるんです。グロービスではひとつの授業で複数の先生がついたりするので、都合が合わないときは振り替えができます。そのときに「あれ?なんかこの前の先生とポイント違うな、、」と違和感を覚えることがありました。

そもそも実務家であって、学問的に経営学やファイナンス、マーケティングを極めた方々ではないのでばらつきがでるのは仕方ないかなと思います。(もちろんグロービスの事務局側の審査かな?を通られているので最低限のところはクリアされています)

であれば、私としては体系化立てられた学問として学びたい。
・大学院でまずは博士まで研究を進めた教授陣から学問として論理的に学び
・学んだ内容を自分で抽象化させ、実務で具体的に落とし込む訓練を積む
・落とし込んで得られたものは同期にアウトプットしFBを受ける

というステップを踏みたい、と思いグロービス以外の大学院に進むことを決めました。


デジタルマーケティングは抽象化と具体化の繰り返し

ステップを踏みたい、の補足で、デジタルマーケティング成功のカギは抽象化と具体化の行ったり来たりをいかに精度高く、ハイスピードでできるかがキモだと思っています。
(このあたりは詳しくは別の記事でも書こうと思います)

そのためには大学院で学問として学んで、しっかりと基礎となる土台を築いてから、あらゆる視点からの考察を取り入れる必要があるな、と思いました。

デジタルマーケティング関連の情報量って半端ないんですよね。
早く考えるための土台を作っとかないと危ういな、というのも理由のひとつです。


これからMBA通おうと思っている人は少しでも参考になれば幸いです。


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