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なぜMBAに通うのか(前編):MBAホルダーが実際に起業するとどうなるのか

国内大学院のMBAに在学中のアオです。
大学院は2023年3月修了予定です。(本執筆は2022年10月)
MBAの同期と在学中に起業をすることになり、MBAホルダーとしての目線で起業についていろいろと言語化していきます。

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今回はなぜMBAに通っているのか、何を目指しているのか、について書こうと思います。


MBAとの出会い

もともと経営に興味があったとかではなく、たまたま通ってみた、というのが答えです。27歳(社会人5年目くらい)のときのこと。

当時は「自分の考えを分かりやすく相手に伝える」ことが死ぬほど下手くそで悩んでいました。(1日が終わるとその日の会話を思い出して毎日後悔するレベル)
そんなとき上司がグロービスに通っていることを聞きました。

ビジネススクールであることは何となく知っていたのでどんな感じか聞いたところ、

「授業はケースが中心、授業は40人弱で、先生が意見を求めるとものすごい勢いで手が上がってみんな発言している。ただ勢いよく喋るだけでなく中身も重視されるよ。なぜなら発言の数と質で評価されるから」

なるほど、これはパワーつきそうだ!瞬発力も相当つくな!通ってみよう!と思ったのがキッカケです。当時は経営とかまったく興味なかったので珍しい目的だったと思います。話し方講座に通うくらいの勢いでした。

クリティカルシンキングや経営戦略とマーケティング、組織行動とリーダーシップ、アカウンティングなどを単科で1年間とりました。


MBAはある程度視座が高い状態の方が学びが大きい

1年間通ったのち、だいたいの人は本科生(グロービスに本入学すること)に進むのですが、私はいったんストップしました。
理由は
「27歳の今ではなく、役職をつけて視座が高くなった状態で通いなおそう」と思ったからです。

当時通っているメンバーの中で27歳はそうとう若い部類でした。
だいたい35~45歳くらいがメインでしょうか?また、ご経歴も
・誰もが知っている○○会社の部長さん
・△△社の取締役
・20名規模のベンチャーの社長さん
などなど
ディスカッションのときは常に学びしかなかったです。そうそうたるメンバーからそんな視点あるのか!という発言ばかり吸収できます。
一方で自分が彼らに与えられているものは何か?と考えたときに、自分の業界の専門性くらいでした。あとは勢いくらい

一番悩んでいたこと、それは彼らが言っている意味が分からないシーンがあったことです。丁寧に説明してくれても分からない内容がありました。それは「ヒト」と「カネ」の中で実際のオペレーションに関する内容です。

↓ヒトとカネがなんだか分からない方はこちら

要は実体験が無いから分からないんです。
当時私はメンターが1人いたくらいで役職もなく、部下もいない状態。いくらマネジメントやリーダーシップ論やアカウンティングを学ぼうとも、心の底から理解もできなければ腹落ち度も低い状態だったからです。

通い続けて彼らからインプットをし続けるのもあり。ただ、それよりも自分もアウトプットして周りに還元して、それに対してフィードバックをもらってインプットにした方が、学びが絶対に多いはず!
そう思ってそのまま通い続けるのはやめ、単科1年で終了しました。

35歳で独立してデジタルマーケのコンサルとして第一人者になるというキャリアビジョン

自分のキャリアビジョンもこのときできました。
「35歳で独立してデジタルマーケのコンサルとして第一人者になる」
このビジョンから逆算すると、だいたい30歳くらいでMBAに通いなおしたほうがいいな。
であれば30歳までに役職をつけて一定期間マネジメント経験をつんで、自分の中で課題観が具体化されてから通いなおそう、そう決めました。

※なぜ35歳か、なぜデジマなのかは、もっと長期的なビジョンがあるのですが長くなるのでまたの機会に

当時の社長がチャンスをくださり、おかげさまで30歳前後で役職をつけて、たくさん悩んだ末、31歳で「やっぱり通いなおそう」ということで通いなおし今に至ります。


ちなみに現在通っているのはグロービスではありません。
なぜグロービスではないのかと国内MBAの選び方について
後編で記載します。

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