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近未来予想と僕らの向かう先

今日はTwitterでこんなハッシュタグを見かけた。

#GO2030  

日本経済新聞によるプロモーションだが、僕は昔からAKIRAや攻殻機動隊、ドラえもん、星新一などのSF作品が好きで未来というものに惹かれる。その為、昔はよくガジェットを買いあさっていて、まだタブレットがそんなに普及していないときにはすでにいくつか持っていたほどだった。小学校から中学校にかけてはインプットされている知識が乏しいため、未来について絵を描きましょうと言われてもいわゆるドラえもんの住んでいる22世紀のような丸っこい銀色の家や変な服装を描くばかりでオリジナリティの欠けた、所謂子供の思い描くような未来を描くばかりだった。大人になるにつれてインプット量が子供時代の何倍にも増え、あの頃思い描いていた未来とはかけ離れたビジョンを創造するようになった。

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今回は自分の中の未来像を皆さんに話そうと思う。僕は2chにたびたび現れるようなジョンタイターやその他未来人とは違って純現代人なので、あくまでも現在の科学技術からかけ離れた想像をすることはできない。イルカは陸に上がって攻め込んでこないと思うし、ごついマッチョのロボットは現れないし青い狸ロボットも机の引き出しから出てこない、とは言い切れないが僕がスクラッチの宝くじを100枚買って100枚とも一等に当選するくらいには現実離れした話だと思う。なので2030年までに流行りそうなものだったり近未来の文化や環境について予想して見ようと思う。まずはジャンルごとに見ていく。

食べもの:2030年にはやりそうな食べ物に関することは、定額制のサービスだと考えられる。2019年に東京や京都、福岡で試験的に行われたランチのサブスクリプションサービスがある。月額5980円でお昼ご飯が食べ放題になるサブスクだが、今後飲食店の定期的な利益を取り入るために全国的にサービスが展開されると考える。現在でいうところの食べ放題に近い考え方だが、店側の供給と客の需要を考えて帳尻が合うようになれば(例えば、希少な食材は食べられる回数に制限がある)このサービスも私の住む田舎町まで来るだろう。

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職業:タクシーという職がある。正直言って知らない土地であったり、講義に遅れそうになった時に何回助けられたかわからないが、5G技術が発展するにつれてこの職業は無くなる、または目に見えて労働者が少なくなると考えられる。5Gが発展すると自動運転技術によって行き先を入力してお金を払うと無人で運転してくれる、恐らくタッチパネル式でGoogle mapとの提携で従来よりも正確に、そしてインターネットとの接続によって渋滞の回避(若しくは人が運転しないことによって渋滞という概念の消失が起きる)でよりスピーディーに目的地まで案内してくれるだろう。運転席が消失することによって社内の空間が広くなる。次に起こることは、現在の高級車のリムジンのように目的地に到着するまでの間、ワインやコーヒーなどの有料サービスであったり、飛行機の軽食のような簡単な食事の提供が考えられる。人件費がかからず、燃料費も恐らく電気自動車か、さらにコストの低いリニアのように磁力で浮いて燃料が一切かからない技術となる可能性がある。その為、電車で長旅をするよりもタクシーで県外まで旅行や出張に行く文化が流行ると考えられる。

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服:IOT技術の発展によってオシャレの概念も現在とかけ離れたものになると考えられる。服とインターネットがつながることによって、ホログラム技術を応用し一着で様々な柄に変更したり、SIRIのようなAIナビゲーションが行く先々のTPOや天気に合わせてファッションの提案を行ったり自動で服を選んでくれて服を選ぶ煩わしい時間でさえも短縮できるようになる。その為、既存のアパレル業界は大打撃を受けて倒産が相次ぐが、服をデザインするデザイナーなどのクリエイティブな仕事をしている労働者は大企業に引き抜かれ、その他の工場労働者などはリストラされると考えられる。

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その他さまざまなことが現在の技術とかみ合わさって生活がより便利になると考えられるが、我々の仕事は徐々にAIが代用し失われていくだろう。できれば仕事という概念がなくなってベーシックインカムが導入されれば、我々人類は紀元前の哲学者のように勉強や議論だけを行い、奴隷(AI)に労働を一任して好きなことに専念できるようになるが、いつの時代もそう甘くいかないものだ。

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