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躁うつ私の場合 #5〜うつはストレス耐性なくなっちゃう病(前編)〜

今回はストレスとうつ状態で流す涙との関係について、長くなったので2つに分けて書いていこうと思います。

結論、涙はストレス緩和に不可欠な存在であり、時として本人の感情や意思とは裏腹に、ストレスからの身を守る機能が働き、大量に溢れ出てくる場合がある。という私の持論についてのお話です。

うつ状態の時に流す涙

私がうつ状態の時に流す涙は2種類だと思っています。

一つ目は、自己否定や絶望に襲われている時に流す涙です。自分の現状を悲観し、未来に何も希望が持てなくなるとき、文字通り悲しくてしくしく泣きます。

二つ目は、何かネガティブな感情(今回はそれをストレスだと仮定します)の蓄積が一気に爆発したときの突発的な涙です。パニック状態に陥り、感情がわくというよりもただひたすらわーんわーんと泣きます。

この二つ目の涙を私は「ストレス反応の涙」と呼んでいます。今回はこれについて書いていこうと思います。

うつはストレス耐性なくなっちゃう病

まず私がでうつ状態になっている時に感じたことは、自分はストレスに対してとてつもなく敏感で、耐性がないんだということでした。

私は躁うつと診断されてからも約6ヶ月間うつ状態が続き、自宅で休養していたのですが、その時に自分にとってのストレスというものを実感しました。

・朝目覚めて、起き上がらないといけないという状況のストレス
・外出など何か活動した方がいいとわかってるけどできない状況のストレス
・スーパーマーケットや駅など人や情報量が多い場所に行ったときのストレス
・気の知れた友人に会い、会話するときのストレス

ストレスだと感じるときは、労力を使うときだと思いました。何かを頑張ろうとした時に、人はストレスを感じるのではないかと思いました。

ストレスというのは、粗悪な労働条件や、人間関係のトラブルだけで生じるものではありません。人間の全ての営みにストレスも付随していると思います。

ただ、それらのストレスがストレスと感じるか、どのくらいストレス感じるかが人によって違うだけだと思うのです。

うつ状態の人は、ストレスセンサーに敏感で、かつ許容スペースが狭いものだと考えられるのではないでしょうか。

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