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躁うつ私の場合 #11〜うつと眠り姫の出現〜

うつや躁うつを語る上で欠かせないのが、睡眠の話です。

躁うつの私は、うつ気味になると睡眠過多になります。一般的にうつ病の人は睡眠不足の傾向にあり、躁うつの人は睡眠過多の傾向にあると言われています。

今回は、なぜ私がうつになると"寝たく"なるのか、いくつかの場合と説に分けて書いていきたいと思います。

寝ている方がマシ 〜逃避行動としての睡眠〜

一つ目のケースは、うつ症状が強く出ており、自分自身や未来に対して絶望感を抱いているときです。

この場合私は自ら"寝る"という行為を積極的にとって現実逃避を図っているような気がします。

例えば朝、目が覚めても、現実での生活を送ることに希望を見出せず、夢(睡眠)の世界に戻ることを求めます。この時、夢は夢でいつでも戻れるような状態になっており、目を閉じれば同じ夢を見続けることができます。

うつ症状が重い時は行動に対しての意欲が著しく低下しているため、何もやりたくないので昼寝をして時間を潰す、という場合も多いです。

眠くて眠くてどうしようもない 〜回復のための睡眠〜

二つ目のケースは躁うつサイクルの中で睡眠が取れない躁状態の後に来る時期の場合です。

人並みに活動できているけれど、寝付きが悪く睡眠も浅い、こんなプチ躁状態になる時が私はあります。

このちょっとした睡眠不足の後には、無限睡眠可能な日が何日か続きます。

朝起きて、朝ごはんを食べると眠くなって、昼寝を3,4時間します。夕飯を食べた後も体がだるくて夜も早めに就寝できます。

精神的にうつ状態になっているわけではありませんが、ただただ眠くて寝てしまいます。

おそらく、活動と睡眠不足でエネルギーが足りていない状態なのではないかと思います。それを取り返そうと、ひたすら眠ろうとするのです。

眠ければ寝るのが正解?

私がいつも悩むのは、眠いからといって寝てもいいのだろうか、ということです。

双極性障害の人にとって生活リズムは注意しなければならないことで、特に睡眠に関しては毎日決まった時間に寝、決まった時間に起きることが良いとされています。

眠いからといって睡眠時間を長くしたり、昼寝をすることは睡眠のリズムをかえって乱すことになり、病状を悪化させてしまうのではないかと思ってしまいます。

一方で眠いのに我慢していても、頭がうまく働かず元気活動することは困難ですよね。

みなさんはどうしていますか?

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