【#6】7人との出会い④ある知り合いからのメッセ―ジ
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自尊心ゼロ状態で受けたノックアウトメッセージ
「ブログ読んだよ。何がしたいの?書くならもっと賛否両論吹き荒れるくらいのこと書けばいいのに。ビジネスに無邪気は悪だから。想像力が足りないと思うよ。今の真有奈さんに伝えていることと、就活中の大学生に伝えることと同じなのが悲しいね。」
会社を辞めてブログを書き始めて割とすぐに、会社員時代に知り合った方からそんなメッセージが来た。文章を読んだ瞬間、血の気が引いた。クラクラとめまいがした。楽しく書いていたブログを見るのが嫌になった。
「この人ってバカだなと思われてるんだ。大学生レベルだって。みんなにそう思われているんだ。」
会社を辞める時の心情やその後のことなど「私のブログなんて大して読まれないだろう。私はもうどこにも所属してないんだから私の自由じゃないか。」と思って、いつどこで誰が読むかはあまり考えずに書いていた。自分の主観で、しかも実名でブログを書いていたので、知っている人なら誰の何のことかわかる。場合によっては会社のイメージにも繋がるので、多分「こいつやばいな」と思ったんだと思う。(自分でもこの時のことはさすがにネットリテラシーや倫理観がなさすぎると思う)。その時にこうして警笛を鳴らしてくれた方がいたのはありがたいことだ。
ただ、とても恥ずかしいのだけれど、その時の私は、その意見を感謝の気持ちで受け取ることができなかった。リスクがあることの想像なんてできなかった。それよりも指摘を受けたことで頭がパニックになってしまった。
自尊心が低い時の自分の頭の中というのは恐ろしくて、坂を転げ落ちるように次々と自分を卑下する言葉で埋め尽くしていってしまう。自分と他者との適切な距離をとって受け取るための「自尊心」というクッションがないので、相手の言葉をちゃんと受け取ることもできず、ただダイレクトに生傷に塩を塗るような感覚がある。
やっぱり自分は間違っているんだ。
私は何をやってもダメなんだ。
私は恥ずかしいことをしているんだ。
世界に私は「自分はバカです」って言ってしまっているんだ。
きっとみんな私のことを笑っているに違いない。
こんな私なんている意味ない。
そんな言葉で頭がいっぱいになってしまって、それを読む人の気持ちや、書いたことに対する影響力について考えることなど、ちっともできなかった。
もうブログなんてやめようかな。
そう思ったとき、前回のnoteに書いたMちゃんからメッセージが来ていた。
「ブログの更新、楽しみにしています。」
・・・。
今回、私は配慮のないことを書いてしまったけど、そうじゃない部分については共感したり、楽しみにしてくれている人が1人でもいる。そういう人たちのことをがっかりさせるのはイヤだな・・・。
それに、ここでブログを辞めてしまったら、私は何もしていないホラ吹きで、ただの恥ずかしい人で終わってしまう。それもイヤだ。
ブログ・・・とりあえず続けよう。
そして、ある日。
以前していた仕事していた方から「ブログ見てるよーん」と連絡が来た。
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