発泡するタブレット入浴剤は溶け切ってから入浴する
こんにちは
バスタブに張ったお湯の中に投入すると
たちまちシュワシュワブクブクと溶け出す
手軽な発泡型のタブレット入浴剤ですが、
どのタイミングでお湯に入っていますか？
シュワシュワと泡がでる様子が
よく効きそうだと感じるため
溶かしながら入る方もいらっしゃるかもしれません
しかし、本来は溶け切ってから入浴するのが
正しい使用方法だそうですよ
箱には「溶かしきってから入浴してください」の文字が
入浴剤が入っている袋の裏面には、
「溶かしきってから入浴してください」
と記載されています
『シュワシュワ溶けていく様子を見るのが楽しいのに…』
とてもお気持ちはわかります
しかし、このように記載される訳は、ちゃんとあるのです
炭酸ガスの泡を体に直接当てても、あまり意味が無い
炭酸ガスタイプの入浴剤を使用した際に
シュワシュワとした泡を体に当てると
疲れが取れる、効果があるような気がしますよね
しかし、このシュワシュワとした泡を
直接体に当てても、あまり効果はないそうです
炭酸ガスは、お湯に溶けてから効果を発揮します
シュワシュワしているということは
炭酸ガスがまだお湯に溶けきっていない状態です
炭酸ガスはお湯に溶けきって皮膚から吸収されて
血流を促進する効果が発揮されるのです
そのため、溶けきってから効能が得られます
お湯に溶けた炭酸ガスは、皮膚から血管に入り
血管を拡張し、血行を促進します
血行が促進されると、疲労物質も排出され
体のコリもほぐれます
そのため、炭酸ガスタイプの入浴剤は
しっかりと溶け切ってから入浴するのがおすすめです
なぜ溶かしながら入ってはいけないのか
花王の公式サイトにQ&Aがあり
「バブ」を溶かしながら湯船に入ってはいけないの？
という質問の問いに、
溶けきる間際に錠剤が浮き上がっている時や、
手に持ってバブを溶かすなど、
発泡中の錠剤に顔を近づけると
まれにせき込む場合があります
表示にもあるように、
バブが溶けてから湯船に入ってください
なお、バブが完全に溶けた状態で入った方が、
炭酸ガスがお湯に均一に溶け込んでいて効果的です
という回答がありました
また、発泡中は香りが強く感じることがあります
湯船に浸かる5分から15分前には入浴剤を投入し、
溶け切ってから湯船に浸かるようにしましょう
入浴剤には医薬部外品と浴用化粧料の分類がある
入浴剤の中にも医薬部外品と、浴用化粧料があります
薬用入浴剤と記載されているものは
医薬部外品に分類されます
医薬部外品は用法・用量を守って使用することが
法律で定められています
医薬部外品は厚生労働省から承認された
効能を表示することができます
花王バブのパッケージに
効能として「疲労・肩こり・腰痛・冷え性」と
書かれています
その効果は、
正しい用法・用量のもとで得られるために、
正しい用法で入浴することが求められます
この正しい用法として、
溶け切ってから入浴することで
効果が得られるようになっています
特にお子さまは、シュワシュワを喜んで
溶かしながら入りたがるかもしれませんが
咳き込むリスクや効能を発揮するためにも
溶け切ってから入浴することをオススメします
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます
タブレット型入浴剤の正しい使い方を
ご理解いただけましたでしょうか？
もうすぐ本格的に暑い夏が訪れますが
湯には浸からず手身近にシャワーで済ませる方も
増えると思います
夏バテやエアコンの使用などにより
だるさを感じる事が多いと思いますが
そんな時にぬるめのお湯を張って入浴剤を溶け切り、
ゆっくり時間をかけて浸かるだけでも
湯に浸からない状態よりも体が楽になると
思いますので
帰宅してからのリラックスタイムを上手に
活用してみてください◎
他にもお風呂やサウナについての記事がありますので
併せてお読みいただき、
お風呂&サウナをもっと好きになっていただけたら
幸いです♡
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