【523/1096】雑味が消える

今日は、呼吸・整体スクール指導者コース。
陰性刺激を一日やる。
陰性刺激とは、耳、肩、股関節に神経系の刺激を入れて、一気に身体を緊張、力みを鎮静するもので、非常に汎用性の高い身体調整である。

インストラクションは、自分の最低ラインは何とか死守したという内容であったが、死守できたということはよかった。
貴重なフィードバックをいただき、次の課題もクリアになってきたので、それをまた来月まで実践していこう。
私の弱点（？）はやり始めなので、最初が肝心で、今日はその最初はどんなことがあってもやりきろうと思っていた。
その部分は今日の最善は尽くした。満足もしておらず、納得もできていないが、今できる最善はこれだから仕方ない。
これを更新していくのみ。
見るとやるでは大違いというのを日々実感している。
やっぱりもうやる以外の選択肢はない。

話は戻って、陰性刺激。
めちゃめちゃよかった。
刺激が強いので、自分だけでやるとこのくらいでいいかとか、無意識に逃げているなどがあり、人と一緒にやるとそこがクリアになって、精度があがる。
今までにない刺激で、かなり全身の緊張、力みがとれ、緩んで軽くなった。

その状態で、身体調整をしてみると、非常にクリアで、雑味がない。
雑味なく動けると、こんなにきれいに行くのか！ということは、普段どんだけ無駄に思考を巡らせているということか。
考えて、その考えどおり動くという無意識のクセがある。
ではなくて、身体のとおりに動くを邪魔しないで動けるということのクリアさよ。
先月できなかった動きもスルーっとできたり。
この感覚をしみこませて、日常の雑味をどんどん削いでいきたいと思った。

現代人は、肩、腕、首などを緊張させやすい環境（パソコンやスマホを使うので）があるので、定期的にメンテナンスするのは大切。
もちろん、緊張させずに動ける状態になるのが一番いいが、ほこりがたまらない家がないように、身体も蓄積されていくものはあるからメンテナンスは必要なのだ。
道具のメンテナンスをしないと、その道具はさび付いてうまく使えなくなるのと一緒。
自分で使うものは自分でメンテナンスできるのが一番良い。
メンテナンスの方法は世にいろいろあるが、私は呼吸を使うのが一番だと思っている。

では、またね。