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【410/1096】背中を広くつかう

410日目。よいと。朝、やっぱりパソコン立ち上がらないので、なんのいやがらせ!と思いつつ、まあそんなときもあるわなとも思う。


呼吸・整体で、基本と言われているのは、
「背中(脊椎)、脇、横隔膜」である。

せなか、わき、おうかくまく。
これが使えるようになるのが大事なのだ。

今日は呼吸レッスンに行って、「背中を広く使う」をやる。
背中が使えると、呼吸の質が変わるなあと実感する。

背中は、お腹より硬い。
だから、ほうっておくと、柔らかいお腹側ばかりが使われる。
でも実のところ、背中が支えなのだと思う。
その支えを使わずにお腹側だけを使おうとすると、力まなくていいところを力ませて、固めて支えにするしかなくなる。
そうすると、いろいろ不具合が出まくる。

お腹側だけじゃなくて、背中側にも呼吸が入る。
肺はお腹側にも背中側にもあるわけで。
ためしに、背中側を意識して呼吸をしてみてほしい。
「おお?!」ってなりませんか?
私はなります。
身体を立体でとらえてなかったんだなあと思う。
今も昔も身体はずっと立体なのだが。
見えてるところしか見てなかったのか。

背中側に息を入れるように、呼吸してみると、
すごく広がりを感じる。

私のするセラピーでも、背骨を意識して呼吸するというのがあるが、背骨を意識して呼吸するだけでも、心がととのってきたりする。

忙しくて息を詰めているときは、背中側を忘れがちだから、背中を意識して呼吸してみるとよいと思う。
背中側に息が入るだけで、見える景色がかわったりする。

「子どもは親の背中を見て育つ」と言うが、口で言うことではなく、親のやっている行動を見てマネして身につけるということだ。
そのくらい、背中は雄弁だということである。

背中を見て安心する人と一緒にいたいし、背中にはその人がそのまま顕れている。
ということは、自分もそのまま顕れているわけで。

背中が使えるようになると、いろいろ変わる。
自分そのものが変わるからかもしれないし、行動が変わるのかもしれないし、背中が見せている自分の内側が変わるのかもしれない。

背中が緩むと、夜、ゆっくり眠れるようになるそうだ。
背中ががちがちのまま寝ると、朝起きても疲れがとれないらしい。
たしかに、朝起きて「疲れた・・・」とつぶやいていた頃は、背中ががちがちだった気がする。

そういえば、背中ががちがちだったころ、背後に誰かがいると、脅えていたな。

誰かが近づいて、声をかけられたり、トントンと背中をたたかれると、ビクッてなった。
今は、それだけ神経系が警戒していたのだと理解できるが、すごくイヤで、でもそんなことをイヤだと思うのもイヤだと思っていた。
今思えば、背中が守ろうとしてくれていたのかもしれない。

もう十分守ってもらったので、
これからは広く十分に思う存分使える状態でいよう、と思った。
背中に息をいれてね。

では、またね。


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