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【581/1096】鎮静していく

呼吸のお稽古の日。
陰性刺激で、身体を緩める。
やっていくと、場全体が静かに鎮静していくのが明らかにわかるのが面白い。
少人数なので、ひとりひとりにじっくり向き合えるのもこのクラスのよいところだなと思っている。

陰性刺激は、呼吸・整体の森田先生の造語で、神経系に刺激が入るように身体を動かして、身体にある緊張を強制的に緩めるもので、頭がぐるぐるしてしまったり、頭にあがりすぎているようなときには特におススメだ。
私もしょっちゅう思考がぐるぐるしてしまう方だったので(今もそうだけど)、陰性刺激をやって思考を鎮静化すると、がんばりたくなくなり、力むのがいやになるのが顕著だった。

この力まない感じで、動ける分が今の自分に適っている。
そうすると、普段動きすぎてることに気づいたり。
力んでごまかしてなんとかやりくりしているなと気づいたり。
そうしないで動けるように変えていくことは、勇気もいるけれども、そっちのほうが身体が楽で、圧倒的に健やかになる。
どっちを選ぶかは、自分で決められる。

子どもに、
自分で選ぶのと、人に決めてもらうのとどっちがいい?
と聞くと、
「絶対自分で決める方がいい」
と言う。
そうなのだ、人は自分で決めたいのだよと思う。
自分で自分をよく知って、自分で決めて、自分で進む。
「そのほうがぜったい良いに決まってる!」
とは子どもたちの言葉だが、なんだかすごく励まされた。

がんばりたくない、力みたくないをたくさん体験して
また次回のクラスで会うのが楽しみ。

では、また。

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