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#東野圭吾

東野圭吾著「手紙」

東野圭吾著「手紙」

積んでた本を読みました^^;

強盗殺人の罪で服役中の兄を持つ苦学生の弟。(両親は既に他界。)
1ヶ月に1度、獄中から送られてくる兄からの手紙がサイドストーリー的に織り込まれつつ物語は進む。

働きながら大学へ通う弟。
歌の才能を買われバンドに参加するも、プロデビュー直前で兄の事が発覚し脱退。
恋人が出来ても破綻。
兄が獄中にいる事を隠して入社した会社でも、やがて発覚し配置転換させられる。
どんな

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東野圭吾著「カッコウの卵は誰のもの」/遺伝子で全ては決まっている?

東野圭吾著「カッコウの卵は誰のもの」/遺伝子で全ては決まっている?

カッコウという鳥は、「託卵」といって、他人(鳥)の巣に卵を産みつけ子育ても放棄する習性があるそうで、タイトルからそういった話だと想像がつきますね。

story↓

東野圭吾さんはどれもとても読みやすいのと、人情面でほろりとさせられるのが好きポイントで、文庫になると読んで来ましたが、、
途中は面白かったけど最後あっさりと終わってしまった感じかなぁ。少し物足りなかった(生意気な感想)かな。
違う展開

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東野圭吾著「沈黙のパレード」を読みました

東野圭吾著「沈黙のパレード」を読みました

ドラマや映画でお馴染み、ガリレオシリーズ6年ぶりの長編。
期待を裏切らない面白さでした。

映画化され、今年上映予定ということを読んでから知りましたが、
東野さんともあれば、最初から映画化を想定されておられるのでしょうか。
パレードの様子が鮮やかに目に浮かび、その陰で実行されていた対照的な物語が悲しく心に響きました。

東野さんの作品はいつも読み終わってから改めてタイトルに込められた想いに気づかさ

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