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東野圭吾著「沈黙のパレード」を読みました

ドラマや映画でお馴染み、ガリレオシリーズ6年ぶりの長編。
期待を裏切らない面白さでした。

映画化され、今年上映予定ということを読んでから知りましたが、
東野さんともあれば、最初から映画化を想定されておられるのでしょうか。
パレードの様子が鮮やかに目に浮かび、その陰で実行されていた対照的な物語が悲しく心に響きました。

東野さんの作品はいつも読み終わってから改めてタイトルに込められた想いに気づかされます。
「容疑者Xの献身」がまさにそれでした。
私は「容疑者X」ですっかり東野さんのファンになりました⭐︎
どの作品も、トリックの裏に隠れている人間の哀しさや心の温かさを感じる事が出来るところが大好きです。

「沈黙のパレード」でも、
一見冷徹に見える湯川(福山さん♬)の優しさに惚れました♡

実は、最近、推理小説を読むのが
いろんな意味で辛くなって来ています。
登場人物が覚えられない事、文章を読む時に必要な想像力が少し衰えているようで、理解するのに以前より時間がかかるのです。(妄想力なら逞しいのですが^^;)
「老化」なんでしょうね(T . T)

もう推理小説はやめようかなぁ、
なーんて思いつつ
やっと最後まで辿り着くと、
最後の100ページ位から
文章がすんなり頭に入ってきて、
残り50ページくらいになると
ジェットコースター並みに(?)
ガーーーッと面白くなり
また読みたい!となります。

東野さんの作品、まだ読んでないのもたくさんあるので、
機会があったらまた読みたいと思います。

それではまた。
今日もここまでお読み頂き
ありがとうございました❤︎


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