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シンガポール航空(2):ビジネスクラスは私には広すぎる……。

シンガポール航空さんから「シートのアップグレード入札に参加しない?」とお誘いをいただき、無事にビジネスに乗る権利を競り落とした私。
入札システム云々については、前回書きましたのでぜひ。

これはラウンジも使い倒さねばならぬ!と、鼻息荒くバックパックひとつで会社から羽田空港へ直行。

夜ご飯はラウンジで食べられるし!
いつもはお金払って使わせてもらっているシャワーもただで浴びれるし!

ビジネスクラス最高!!

「預け荷物ないっす!」とチェックインと出国を済ませ、意気揚々とANAさんラウンジへ(羽田空港にはシンガポール航空のラウンジはないので、提携のANAさんラウンジを使用)。
02:20羽田発というど深夜便なので、日付も変わる頃のラウンジはガラガラ。
今になってみるとスゴイ時間のフライト予約してるな、私……。残業しても問題ない前提じゃん。

ラウンジではシャワーブースの予約をして、まずは腹ごしらえとラーメンを作ってもらい、匂いにつられてカレーもいただくことに。ラウンジカレーはJALさんが有名だけど、ANAさんのカレーもとっても美味しかったデス。

そしてシャワー室は、雪肌精のスキンケアにダイソンのドライヤーまで完備!もちろんふわふわタオルも。
その辺のビジホよりよっぽど広くてキレイだけど、ダイソンのドライヤーだけは重くてちょっと大変でした……。

ギリギリまでラウンジに居座り、次はフルフラットシートで熟睡すべくゲートに向かうと、ちょうど搭乗時間。
ぼーっとしていていつもの癖でレーンに並んでいたら、チケット確認の乗務員さんに「お客様、こちらの優先レーンでご案内いたします」とおっしゃっていただきました。エコノミーユーザーなのバレバレの瞬間。

そして機内に乗り込むと、いつもは通り過ぎるだけのビジネスクラスで搭乗の列をドロップ。
座ってみると想像以上に広いな!ビジネスクラスのシートって!
そして客室乗務員さんが至れり尽くせり。あちらから「お荷物上げますか?」と聞いてくれるし。まぁ対応しなきゃいけない客数が、エコノミーとは圧倒的に違うしね。

私のサイズだと持て余してしまう広いシートに半分ずり落ちながら座り、ウェルカムドリンクを飲みながら離陸を待つ。
そしてビジネスクラスって、荷物を置くところがたくさんあるので、調子に乗っていろんなところに置いたら、忘れ物しちゃいそうで怖いですね。顔の横だったり、モニター横にも、蓋が閉められるボックスとそのまま荷物をポンとおけるスペースまで(顔の近くはメガネ置きとからしい)。
私は機内手荷物が少ないので、ほとんど使いませんでしたが、PCとか持ち歩く方はとても便利だと思います。

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肘置き部分も広すぎるのよ。

離陸後、ベルトサインが消えてトイレに立ったら、乗務員さんがすかさず声をかけてきた。

「シート、フルフラットにしておきますか?」
「あ、お願いします」

トイレから戻ると、キレイにフルフラット仕様になっている座席。
そしてエコノミーではおなじみのペラペラごわごわブランケットではなく、薄いけど綿の掛け布団がある!

すごっ!
ビジネスクラス、すごっっ!!

映画でも見るつもりだけど、せっかくなので横になってみると、余裕で寝返りも打てそうな広さ。腕を伸ばすことはできないけど、ちょっとした伸びならできちゃう。

ビジネスの広さってすごいな!贅沢だな!

そしてやっぱり機内でゴロッとするのって、なんだか不思議な感覚。でも到着後の疲れはほとんどないだろうな~と思うので、到着後すぐに行動しなきゃいけない!などの場合はとてもいいのかな、と思います。

ただ、私は身長も体重も標準的なアジア人なので、正直、広さを持て余してしまった感は否めないし、実はエコノミーでも8時間くらいならそこまで疲れを感じじないタイプなので(たぶんもともと狭いところが好きなんだと思う)、また乗りたいか?と聞かれたら、「乗ります!」と即答はしないかも……。
溜まったマイルを使って、ならもちろん乗りたいけど、ビジネスに使うよりも、台湾とか近いアジアにエコノミーで2回行くことを選んでしまうかもしれない。

パーソナルスペースがしっかり保たれているので、そこはとても快適だったけど、こんなに広くなくていいんです……。
10時間近いフライトだったら、また違うのかもしれないけど。

「身の丈」というのを改めて思い知らされました。
でも、いい経験したな。

何よりも印象に残ったのは、モニターがデカすぎて最大級に後ろに下がらないと目が痛かったことと、ノイキャンヘッドホンってホントに何も聞こえなくなってスゴイ!という感動でした。

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私の足が画面の下にギリギリ届くレベル。

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