「身体の変化を感じられる」自由

こんにちは、いつも読んでくださり、スキをくださり、コメントをくださりありがとうございます。読んでいただけると思うと嬉しくて、だんだん書くことが楽しくなってきました。

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ロードバイクを貸してもらい乗るようになって約3週間。週に約6日、元気に自然の中を走っています。

筋肉も2kg増え、山道も力強く登れるようになり、一昨日は今まで走ったこともない70kmという距離も走れるようになりました。始めたばかりの頃に比べて身体がだいぶ丈夫になり、その変化に自分でも驚いています。

学生時代の部活動ではチームの足を引っ張り、マラソン大会ではいつも最後だったわたし。苦手だと思っていた運動をこんなに真面目に続けられている理由は、3つあると思っています。

①教え上手な先生がいる

わたしの先生（最近はセラピストと読んでいます）は近所のコピーショップ経営のおじさん。毎日仕事前やお昼休みにロードバイクで走り、春にトレーニングを積んで夏にオーストリアなどで開かれる自転車レースに参加しています。

（貸してもらっているロードバイクは、おじさんの友達でドイツで5度も自転車レースのチャンピオンになったWilli Altigさんの自転車屋さんのもの。）

走り方や走る距離と休みのペース配分まで、わかりやすく褒めながら教えてくれます。

褒められるとうれしいし、毎日の自然の変化やすばらしい景色の道まで教えてくれるので、走るのが本当に楽しいです。キチンとしたやり方、楽しみ方を知っている人に教えてもらえるわたしはラッキーだと思っています。

②自然中で運動するのが気持ちいい

ドイツでは幸い外での運動を警察や軍隊がコントロールすることはしていないので、毎日森林の中や川沿いで運動することができています。

毎日走っているから気づいたのですが、森林や自然は毎日、そして時間帯ごとに常に変化しています。

一日で昨日とは見違えるように緑が増えたり、風向きの変わる日や太陽が出ない日には冷たい空気が森に篭ったり、暖かくなってリンゴの木に真っ白な花が咲き乱れたり。

変化する自然の中で深呼吸すると、自分や自分の悩みなんてとてもちっぽけなものに思えてきます。

自然の中で体を動かすのはとっても気持ちがいいです。

（以前の記事でも紹介したように、ドイツでも森林浴の効果が認知されています）

③身体の感覚の変化を感じるのがスキ

ロードバイクで走るとき、教えてもらったことを意識しながらただただ足を羽のように動かします。はじめは考えて難しかったり疲れてしまう動作も、ただただ繰り返していくうちにその動作の中に楽しみを見つけられることに気がつきました。

この感覚はヨガをするときの楽しさに似ていて、キツイと感じるとき身体に呼吸を送り込むことで力が湧いてくるような感じがします。

わたしはこの「身体の変化を感じる感覚」がスキなのかなと思います。

毎日続けているうちに知らず識らず「ギヤをうまく使える力、坂を登る力、持久力」がついてくる。頑張って努力したという感覚は全くなくて、そこにあるのは

毎日のここちのよい疲労感

運動が苦手だと思っていたわたしには、とても嬉しい事実です。

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昨日スペインに住む友達とビデオ電話で話したとき「5週間不用意な外出が許されず、小さな買い物や外で運動をしているだけで軍隊に取り締まられる」と聞きました。

行動の自由が許され、安心して暮らせる生活が守られていることはすごく恵まれていると感じています。

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今日も平和で、素敵な1日を。