テクノロジーと人の関係
こんにちは。中田真弓です。
ふと最近のnoteの記事を振り返ってみると、詩や音楽など、人が生み出す芸術について触れることが多かったなと思います。
人が他の動物と違う点は、芸術を自らの意志で創造することと、法による国家という社会・コミュニティをつくることと、未来を思い描く力があることだと聞いたことがあります。
どうだったかなと思って調べていたら、検索結果のトップに、大学時代にお会いしたことのある先生の論文が出てきました。
そういったことに興味がある方はぜひこちらからどうぞ。
たしかに、人だけが芸術という生命活動に直結しないものを創造したり、先の目標を決めてそれに向かって一所懸命に取り組んだりしますよね。
例えば、携帯電話やスマホのない時代に、こんなのあったらいいなと未来を思い描いた人がいたからこそ、その実現に向けて人は様々な技術を発展させてきたのだと思います。
ドラえもんの「どこでもドア」もイメージしたからには、私たちはきっと近い未来に実現させるのでしょう。
そんなテクノロジーと人の関係について、今日はお話したいと思います。
マンガの世界がどんどん実現していく現代
現代のテクノロジーの進歩は、まったく専門外の私の耳にも入ってくるほど、本当に目覚ましいものがありますよね。
ドローンやAI、VR(仮想現実)をはじめとする何とかRと付くものの数々、衛星や宇宙開発など、一昔前にはマンガの世界でしかあり得なかった技術の数々が、現実のものとなりつつあります。
先ほどお話した、『ドラえもん』の「どこでもドア」や「タイムマシーン」、『ドラゴンボール』の「スカウター」なんかも、近い未来に実現してしまうのではないかと、わりと本気で思っています。
携帯電話が初めて発売されたのが約30年前。
当時の人がまったく予想もしていなかったようなライフスタイルが、今では当たり前になっています。
テクノロジーの進歩のスピードは日々加速しているわけですから、これから30年後には、今では考えられないような未来が待っているに違いありません。
それが自分の目で見られると思うと、ちょっとわくわくしますね。
テクノロジーを発展させるのも生かすのも人
そんな目まぐるしいスピードで進歩しているテクノロジーですが、それを日々研究して発展させているのは、紛れもない「人」なのです。
テクノロジーが勝手に進歩していくわけではありません。
人が持つ「未来を思い描く力」があるからこそ、人は思い描いた方向へ日夜の研究を重ね、進歩させているのです。
すべては人の意志の方向へ進んでいます。
そして、どの方向へ進むのかも私たち次第なのです。
テクノロジーをどう生かしていくのかという課題も、これからの私たちに問われてくるでしょう。
日常を便利にしたり、困っている人を助けたり、感動を与えることもできる。
その一方で、何かを奪ったり、傷つけたり、争ったり、独り占めしようとしたりすることだってできる。
まさに、ドラえもんの世界での道具の使い方と同じだと思うのです。
倫理観や正義などと大層なことを言うつもりはありません。
それらは人によって価値観が違うものだからです。
ただ、私たちはものすごい武器をどんどん手に入れて、いったい何をしようとしているのでしょう。
自分で自分の胸に手を当てて、訊いてみてください。
私は人を感動させること、人に夢を与えることに生かしたいなと思います。
最先端の事業を手がける人が大切にしていること
そんなことを漠然と考えていたところ、最先端のテクノロジー事業を手がける実業家、嶋村吉洋さんのnoteの記事が目に止まりました。
そう、先日『子どものようにピュアな心を持った大人になる』の記事の中で、めちゃくちゃセンスを感じるイラストを描く人としてご紹介した、あの嶋村さんです。
嶋村さんは、ロボティクスやドローン、AI、宇宙開発など、最先端のテクノロジー事業やプロジェクトに参画されている一方で、ワクセルというソーシャルビジネスコミュニティを立ち上げられています。
これがなかなか面白そうです。
各界で活躍する著名人から新進気鋭の若手まで、様々な人が集い、コラボレートすることで、社会課題を解決していくコミュニティらしいのです。
講演会や対談なども活発にされていて、気になるものがたくさんあります。
中でも「アースデイちゃんねる」というYouTubeチャンネルでSDGsやサスティナビリティについての動画を発信されていたり、持続可能な社会への転換として世界的なムーブメントの一つとなっている「WorldShift宣言」を出していたり。
興味のあるジャンルだったので、思わず見入ってしまいました。
これらの活動から伝わってくるのは、人と人の繋がりやコミュニティをとても大切にされているということ。
最先端のテクノロジー事業を手がける人が大切にしていることは、結局人なんだと知ることができ、嬉しい気持ちになりました。
テクノロジーの第一線で活躍されている方は、やはり人だけが持つ力、芸術、コミュニティ、未来を思い描く力のすべてを大切にされているんですね。
この嶋村さん、実はキーエンスの滝崎武光さんに影響を受けているとプロフィールに書かれてあったのも、気になるポイントです。
またの機会にその辺りもお話できればと思います。
いかがでしたでしょうか。
テクノロジーと人の関係は、私たちがこれからの社会で手を取り合い、正面から向き合っていくテーマですね。
楽しく明るい未来のために、私もできることから取り組んでいきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今後も私の大好きなもの、気になったもの、暮らしへのこだわりについて発信していきます。
今日もあなたにとって素敵な一日になりますように。