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子どものようなピュアな心を持った大人になる-1

こんにちは。中田真弓です。
皆さんは最近何かに夢中になったり、時間や周りを忘れるほど没頭したりしたことはありますか。

小さい頃は一日があっという間で、夢中になることがたくさんありました。
日が暮れるのにも気づかないぐらい公園でどんぐりを集めたり、チャイムが鳴ったのにも気づかないぐらい校庭で四葉のクローバーを探したり。
逆上がりや一輪車の練習を疲れも感じずに何時間もしていたり。

大人になってから思い出すと、なぜそんなに夢中になっていたのだろうと思うこともたくさんあります。
けれど、良くも悪くも、大人になるにつれてそういう夢中になる経験が少なくなっていったのではないでしょうか。

私自身もそうです。
小さい頃は時間も気にせず、ご飯や寝るのも忘れて、ずっと絵を描いていたり工作をしていたりしたものですが、大人になるにしたがって、そろそろご飯の買い物に行かなければとか、明日の準備をしなければとか、やらなければならないことが気になって、好きなことに夢中になる時間が短くなりました。

ですが、芸術、スポーツ、仕事、どんな分野でも一流と言われる人は、子どものような集中力を持って、その分野に没頭しています。
そして、その分野で驚くべき成果を出しています。

そういう大人を私は心から尊敬しています。
一緒にいると、自分まで心がピュアになるというか、自分が雑念だらけだったことに気づけて、心が浄化されます。

今日はそんな私が大好きな「子どものようにピュアな心を持った大人」の一人、谷川俊太郎さんについてお話したいと思います。

谷川俊太郎さん:今この瞬間を楽しむ天才の詩人

谷川俊太郎さんは、私の大好きな詩人の一人です。
私は幼い頃、将来は詩人になりたいと思っていましたが、それは谷川さんの詩を読んだのがきっかけです。

谷川さんの詩は、物事をまったく別の視点から見てみるという新鮮さに満ち溢れています。
詩を読むと、今自分に起きている出来事に対しても、こう解釈してみると何だか人生面白くなってきたなと感じることが多々あります。

上記の動画の中では、戦争体験について語っていらっしゃいます。
戦争という極限状態に置かれながら、自分の置かれている状況について受け入れる力、そして、自分の管理下にあることとないことについて、冷静に見極め、管理下にあることに集中して楽しむ、という大人と子どもの両面の心の持ち主であることがわかります。

そして、その心を今なお持ち続けている、というのが一番驚くべきことです。
飄々とした正直な人柄と、今この瞬間を楽しむ天才であることが動画からも伝わってきます。
自分に正直に、そして今を受け入れて楽しむことが長生きの秘訣なのかもしれませんね。

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私自身、詩人になりたいと思いながらも、大人になるにつれて、詩人で食べていくことは大変難しいという現実を知り、それを受け入れて、まったく別の仕事に就きました。
目の前の仕事はそれなりに楽しくはあり、けれど、やっぱりものを書くことは諦めきれず、こうしてnoteに表現しています。

ネットの世界で自由に自分を表現できるこの時代に生まれて、本当に幸せ者だと思います。

人生が試合終了になるその日まで、ゲームのように楽しみながら、起こるトラブルや障害も、敵が出てきたときのようにドキドキしながら、ときに戦い、ときにかわして、生きられたらいいなと感じています。

「子どものようにピュアな心を持った大人になる」
これは私の人生のテーマになる予感です。

せっかくなので、今後はこれまで私が書き溜めた詩をこのnoteでも発表していきたいな、なんて考えています。
これはまさに子どもの頃のようなドキドキ感があります。
今後も温かく見守っていただければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今後も私の大好きなもの、暮らしへのこだわりについて発信していきます。
今日も皆さんにとって素敵な一日になりますように。

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