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骨盤ベルトはいらない

続きです。

産後の体に必要なのは締めることではありません。

『骨盤を立てること』

産後、赤ちゃんが出ていった後の骨盤は、
がばーんと拡がって後ろに傾いています。
その骨盤を立てると、骨盤が締まってくるんです。

そして骨盤を立てると、
内臓を支える筋肉のスイッチが入るので、
下がっていた子宮もあがり、おなかが凹んできます。

ベルトなどで締めないと、骨盤は締まらないというのは間違いです。
妊娠出産は体の自然な営みです。
自然な営みに、何か道具がないと元に戻らない、ということはありません。

産前や産後、長期間ベルトをつけっぱなしにした人の体はすぐわかります。
お尻の幅は小さいかもしれないけど、
骨盤の関節が固まっていて、歩いた時に関節が動かない。
だからすごく脚が短く見えるし、冷えも強い人が多いです。

産前産後に、腰が痛いけど立ったり歩いたりしなければならない時に
骨盤ベルトをするのはいいと思います。
でも、何のトラブルもないのに長期間つけっぱなしはいいとは言えない。

産後の骨盤だけでなく、ちゃんと自分の体を使うことが体を元気にしていくのです。

産後の骨盤を締めていくためには骨盤を立てる。
骨盤を立てる、というのは腰を丸めずに立てる、ということ。
腰が立てば背筋も伸びるから、姿勢が良くなる。
ようはnoteで私が紹介している、正しい姿勢です。

正しい姿勢をしていたら、産後の骨盤は回復していくのです。

腰を立てて伸びをしましょう。

授乳のタイミングに合わせて行うといいと思います。
腰を立てて椅子に座り、地面を踏むようにしながらグーッと伸びをしましょう。伸びをしたまま10秒キープ。それを5~10回、
授乳が終わったら、セットで一緒にやるようにすれば、
骨盤も締まるし、下がった子宮も上がってくるし、
おなかも引っ込んでウエストもくびれてきます。
産後に多い肩こりもなくなります。

私の骨盤リセットプログラムの中で紹介しているので参考にどうぞ!
http://kiraku-kan.jugem.jp/?eid=1582121

産後すぐから始められるので、授乳とセットでやってみてください。





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