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普通の主婦
2020年5月22日 14:21
母は宗教に傾倒していた。私が最初に気づいたのは小学校の3年の運動会の前日、準備のために5、6時限がなくなっていつもより早く帰った日だった。家には母とともに十数人のおばさんがいて、お仏壇に向かって大きな声でなにやらお経をあげていた。すごい違和感を感じて、なかなか家に入れなかった。自室に入るまでに仏間は通る必要がなかったので、玄関から一目散に自室に入り引き戸にツッパリ棒をし、本を積み上げ二
2020年5月22日 15:54
小学校3年の頃、家の中はめちゃくちゃになっていた。宗教をしていることを父や祖母に知られた母は、大っぴらに活動するようになった。精神が壊れてしまうよりはましかもしれない。家族全員が諦めていた。祖母と母の立場は、祖母が歳をとるごとに入れ替わっていくようだった。「働きもせん者がようけ食べるさかいに食費が大変やわ」「何もせん人がエアコンだけはしっかりつけてる」などなど。祖母の晩年には母の
2020年5月22日 17:03
実家の母は宗教に傾倒していた。私の子どもが障害を持っているとわかったとき、母は言った。「あんたが信心せんからこんなことに。かわいそうに」相変わらず、この人はなんて愚かなんだろう。これを本気で言ってることがわかってしまうのが、私の不幸だ。私にはもう反論しようという気持ちすらなく、無視することにした。母はここぞとばかり宗教をすすめてきた。もう、勘弁してください。幸いにも実家から