見出し画像

日本語にない言葉:ディスオーダード・イーティング(摂食障害の手前)

米国登録栄養士MAYUKOです。

2020年に日本に来て一番驚いたこと。

日本に沢山居るけど、言葉が存在しない。

□ ふつうに食べることができない
□ 痩せ願望が異常に強い
□ 太ることが怖くて食べられない

…といっても、摂食障害ではない人

健全なダイエットをしている人と摂食障害の間には、
苦しんでいる人は沢山いる

○ 摂食障害と診断されていないだけかもしれない
○ 診断基準に当てはまらないけど、食習慣が不健康

英語ではDisordered Eating ディスオーダード・イーティング といいます

Eating Disorder イーティング・ディオーダー=摂食障害

よく見ると言葉の順番が違う

Disorder=無秩序、障害、混乱、不調等、他

Eating Disorderが摂食障害(拒食症、過食症等)という病名で

Disordered Eatingがふつうに食べられない食習慣を表す

なぜこの言葉がないことに私が驚き、なぜ問題なのか

まず、摂食障害に陥る人の多くは初めは単純に「やせたいな」という気持ちでダイエットを始める

ただ、

ダイエット → → → 摂食障害

この過程で徐々に食との関係が崩れていく
そして「やせたい」が「やせないと」に変わる

「→ → → 」の間で何か起きているのか

例えばアメリカでは

ダイエット → Disordered Eating → 摂食障害

ここで異変に気付く、気づかれるチャンスがあり、摂食障害になる前に解決することができる

「健康オタク」とか「凄く頑張ってる」で片づけられてしまうのではなく

異常な食習慣として認識されやすい

それはディスオーダード・イーティングという言葉があり
問題として認識されているから。


しかし、体型を気にする人が多い日本では摂食障害が多く

Disordered Eatingの人も多いはずが

問題と認識されず、気づかれないパターンが多いだろう

本人は苦しいと思っていても、「我慢が足りない」という意識で
ダイエットの副作用と気づきにくい

結局自分が悪いという意識で食事制限を続けていると、治したいという意識にもいたらず、摂食障害になってしまうのでしょう

これを読んでいて、自分もDisordered Eatingかもしれないと思ったら、
以下の質問に答えてみてください

□ ダイエットを沢山繰り返してきた
□ 食べることに罪悪感を感じることが多い
□ 食事のルールや厳しい制限を自ら守ってる
□ 食べるときにコントロールが効かない
□ 太る事に恐怖を感じる
□ 高カロリーや炭水化物が怖くて食べられない
□ 体型をコンプレックスに感じて好きなことができないことがある
□ 一日の大半、食べることを考えている
□ 自尊心、自己肯定が低い
□ 痩せないと認められない、好かれないと信じてる

※ Disordered Eatingは疾患ではありません
Disordered Eatingは摂食障害の診断基準に当てはまらないだけの場合もあり、診断されない=安心というわけでもありません
摂食障害の疑いがある場合は病院で診断を受けることをおすすめします

------------------------------------------------------------------------------------

食べ物と上手に付き合いたい、「やせたい」をやめたい、自分の体型を受け入れて食生活を改善したい方は日本ではまだ馴染みのないですが、科学的根拠にもとづき海外の病院では使用されているインテュイティブ・イーティングで食から解放しませんか?

2月7日から8週間のインテュイティブイーティング講座を開催します

緑 茶 ウエディング フライヤーのコピー (5)

期待できる変化、結果:
◼️ 制限せずに過食をしなくなる
◼️ 食べる喜びを取り戻す
◼️ 持続可能で自分に合う食生活をみつける
◼️ ダイエットや続かない制限を手放す
◼️ 本当の健康を手に入れる

こんな方にお勧め:
◼️ ダイエットとリバウンドの繰り返しから脱出したい
◼️ 食べた後の罪悪感を手放したい
◼️ 過食をやめたい
◼️ 体型のコンプレックスを改善したい
◼️ ダイエットの悪循環から脱出したい
◼️ 摂食障害克服したい(申込前にご相談ください)

8週間のオンライングループ講座
安心して質問やディスカッションしやすい環境を心掛けてます

講師:岡井 麻悠子
米国登録栄養士 、インテュイティブ・イーティングコーチ、ヨガ講師
8年間LAの病院で管理栄養士を勤め、ヨガ講師RYT200取得後
病院を退職しインテュイティブ・イーティングのコーチングを始める
2020年LAから長野県に移住
現在日本でインテュイティブ・イーティングを広める為、
コーチングから大学の講義まで幅広く活動中
2021年初著作出版:The Journal for Emotional Eating

Facebook https://fb.me/e/24NGaFUYM
HP: mayukookai.com

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?