私がコーチを育成する理由
こう聞かれたら、私は即答します。
「クライアントのためです!」と。
コーチを育成するのは、「ビジネスとして」というより、純粋にクライアントに貢献するために必要だと思うからです。
とはいえ、最初からこの考え方だったわけではありません。そもそもコーチを志したのは、多くのコーチ達よりもずっと不純な動機だったかもしれません。
では、どんなきっかけでコーチになり、それからどんな想いでコーチ育成を始め、なぜ今も続けているのか。
今回は、私がコーチ育成を続ける理由についてお話します。
クライアントが私をコーチにしてくれた
もともと専門学校の教員だった私がコーチを志すようになったのは、なぜだと思いますか?
教育業界から逃げてきたんです。
教員として多くの学生を指導するなかで、頑張ることが苦手な学生に時間を割き、高みを目指す学生への対応がおろそかになってしまう。
しょっちゅう保護者に電話をかけ、退学届を処理する。
私はこんなことをするために、先生になったんだろうか・・・。
そんなジレンマからの逃げでした。
そう表向きはかっこいい理由をつけていましたが、当初は貢献したいというより、貢献している自分が好き、みたいな気持ちだったと思います。
では、それから何が私を変えたのかというと、他でもないこれまで出会ったすべてのクライアント達。
自分の目標達成や部下たちのためにひたむきに頑張るクライアントの純粋な方々の気持ちに触れていくうちに、私のマインドもどんどん変わっていきました。
この想いと私への信頼に応えるには、自分がいかに無力なのかということを痛感しました。
メソッドの体得でも、資格の取得でもなく、そう思えた時が私がコーチになった瞬間だと思います。
クライアントが、私をコーチにしてくれたのです。
だから、今度は私の番。
1人でも多くのビジネスパーソンが自分らしく生き生きと働けるように、そして、最高のパフォーマンスを発揮できるように支えていきたいと思っています。
幸せなビジネスパーソンを増やしたい
どんなにクライアントの力になりたいと思っても、私1人ではリソースに限界があります。マッチングの面からみても、力不足ですよね。
1人のコーチが深く関われるクライアントは、せいぜい30人くらい。業務を効率化し、カツカツにスケジュールを組んだとしても、40人までが限界ではないでしょうか。
でも、私が信頼できるコーチを育て、そのコーチにまた30人のクライアントがつけば、より多くの方の力になれますよね。
一人のクライアントの変化はその先にいる、家族やチームメンバー、組織にポジティブな影響をもたらします。その影響を直接的に受ける人が30人だと仮定すると・・・
私が30人のコーチを育てた時に、その影響が1万人に広がるのです。
つまり、私がコーチを育成するのは、間接的に多くのクライアントに貢献する=自分らしく生き生きと働ける幸せなビジネスパーソンを増やしてくこと。
そのためには、まずは目の前にいるあなたに、自分らしく生き生きと働ける幸せなコーチになってほしい!
その一心で、私のありったけの経験をもとに、プロコーチ育成プログラムMMPやメンターセッション、コーチ向け講座などを行なっています。
つい熱が入りすぎて、口調が強くなってしまうことも多く、私と直接関わったことのない方からは「厳しい」と思われているかもしれない。
それに、コーチングにこだわらない、自分のリソースをフル活用する私のやり方は、100%純粋なコーチングを忠実に守り続けてきたコーチからは邪道に見えるかもしれない。
でも、これだけは覚えていてください。
あなたの活躍は、その先にいるビジネスパーソンを豊かにします。
私はあなたがコーチとして自分らしく活躍することを心から願っているし、その力になりたいと思っています。
少しでも私に興味を持ってくださった方は、ぜひ会いに来てくださいね!
\最後まで読んでいただき、ありがとうございます!/
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