Never Stop Learning

数学者の本を読んで、自分にない思考を持つ人の視点から見る、同じ世界への興味のアプローチが違いすぎて面白い。
シンプルに物事を知っている、理を分かる人は凄い。
何を考えているのか分からないと言われやすい人達の視点は、今の私には魅力的に映る。
高価なブランド物を身につけてVlogを撮っている人達よりも、今の私には数学的思考力を持った人の方が断然オシャレに見える。
(ガッチガチの古臭い思考ではなく、柔らかさとユーモアのある思考は尚更お洒落)

私が発するアウトプットは、何かに影響されている。
その何かはYoutubeであれ、instagramであれ、ネット記事であれ、周りの人達であれ、無意識に選択している情報である。
無意識に選択しているイコール、自分にストレスがない情報であることが多い。それが知識欲を満たしていく方にアンテナが伸びていて、今まで見たり聞いたり調べたりしていた内容への興味が薄くなってきた。

数学的思考を持つ人は数学的思考目線での興味に囲まれているんだろう。本を読んでいて、半分意味が分からないけど、とにかく考え方が目から鱗すぎてショックを受けてしまった。

自分が何が好きか、どういうオピニオンを持っているかなど、何を軸に自分が存在していて、世界を見るのか。私はなんだったんだろう?と思う。
トレンドを追っかけること、作られたマーケット内の経験で語ることが正だとしていたけれど、その盾にしたトレンドでさえ、さらに大きな規模で人工的に作られているものである。

プロデュースする側ではないと気づいた時、私がプライドを持っていた仕事観はガラッと変わることとなる。キラキラして見えた非現実の世界は、大金を産むためのまやかしだったのである。分かりながらも浸かってしまうブランドビジネスの魔法は数学で証明ができる。

知は武器になる。盾になる。健全な未来へのヒントになる。

自分の考え方や思考を捨てることは難しい。それでも新たに受け入れたい、こんな考え方をしたいと思えるなら変化のとき。元々の軸があやふやだからこそ、手放すのは不安になる。

今のマーケティングでできた世の中をなんとなく分析できれば、どんな情報に囲まれても自分自身で立てる。なんとなく取捨選択するのではなく、意思を持って決断しよう。

数学的思考とはズレたかもしれないけど、やっぱり知は自分を強くする。
Never Stop Learning!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?