音楽って、匂いと似てる

わたしはいつも音楽を聴いている。

たぶん、
友だちと会っているときや
予定が入っているとき以外は、
朝から晩までずっと
いろいろな音楽を聴いている。

そんなとき、ふと

音楽って、匂いと似てる。

そう思った。

音楽って、思い出と
すごく結びついていて、
懐かしい音楽を聴くと、
そのときの思い出がばーーっと
フラッシュバックしてしまう。

音楽を聴いているはずなのに、
そのときの思い出の映像が
頭の中では流れていて、
まるで思い出を見ているような
気分になってしまう。

匂いも同じだ。

これをわかってくれる人には
すこししか出会ったことがないのだけど、
わたしには"季節の匂い"というのがわかるのだ。

たぶん、人よりも嗅覚が敏感で、

春の匂い
夏の匂い
秋の匂い
冬の匂い

これはもちろんわかるのだけど、
さらにその中にも

夏祭りの日の匂い
プールの日の匂い
文化祭の日の朝の匂い
夏のおわりの夜の匂い

他にもたくさんの匂いが、
わたしの中には存在する。

そのどれもが思い出と
しっかり結びついていて、
どこからか匂いがしてくると
その匂いと結びついていた思い出が、
頭の中で勝手にばーーっと
フラッシュバックしてしまう。

だから、わたしは
昔のことも結構よく覚えている。

それは、
毎年いろいろな思い出が、
頭の中で勝手に
フラッシュバックしてしまうからだ。

そのたびに懐かしくて、切なくて、
どうしようもないきもちでいっぱいになる。

これって、わたしだけなのかなあ。。

何人か共感してくれた人がいたときは、
すごくすごくうれしかった。

やっぱり、わかるよね！！

と、それはそれは
盛り上がったことが懐かしい。

いろいろな思い出が
勝手にフラッシュバックしてしまうことは、
すこし切ないきもちにもなるけれど、
でも、そのおかげで思い出を
あまり忘れることなく温めておけるのも、
なんだかうれしかったりもする。

これからも、
たくさんの新しい音楽や匂い、
そして、それに結びつくであろう
たくさんのこれからの思い出も、
ぜんぶぜんぶ忘れたくないな🎐𓂃 𓈒𓏸