三浦真弓😊元保健室の先生・コーチング

元保健室の先生。思春期保健相談士。コーチ。子どもの成長に合わせ、その子らしく輝く関わり…

三浦真弓😊元保健室の先生・コーチング

元保健室の先生。思春期保健相談士。コーチ。子どもの成長に合わせ、その子らしく輝く関わりが大切。そのために、どのような親でいたら良い?子育てしつつ親も成長していくヒントをお届けします。

最近の記事

性教育に「これを伝えたらOK!」という、一撃の一言はないからこそ…

こんにちは😊 コーチング・マームの三浦真弓です。 1つ前に、茅ヶ崎市の小学校で起きた性加害の事件を書きました。 その後、北海道では小学校3年生の男児を、中学1年生の男児が性加害する事件のニュースが報道されました。 小学生の児童相手に、このような事件が起きたことで、あぁ…と、気持ちが下向きになりそうな気もするのですが、一方で、明るみに出たと言うことは、良いことだと思っています。これまでは「そんなことを明らかにすると、のちのち、困るかも知れませんよ」みたいな流れで、被害者側

    • 誰に、どのように「よかれ」なの?

      こんにちは😊 コーチング・マームの三浦真弓です。 先日、学校現場で性暴力の事件が起きました。 とても残念な事件です。包括的性教育の充実を早急にお願いしたいものです。 こうした事件は、起きてはならないと思うのですが、それでも、起きてしまうこともある。残念ながら起きてしまったのであれば、その後、適切な対応をして、通学する児童たちが、この先、安心して学び、過ごせる学校環境を整えて欲しい。 そう考えるのですが、さらに残念なことに2次被害にも発展してしまった… 本当に、職員の方

      • 親の愛は大事。こどもにどのように…

        こんにちは😊 コーチング・マームの三浦真弓です。 子育てにおけるご相談を承っています。 夏休み後半は、いよいよ受験シーズンになるにあたり、保護者さんが気にされていることや、長い夏休みを過ごして、また、学校が始まることに不安な様子を見せているお子様への対応、などの内容のご相談が増えました。 受験のお悩みも、登校不安に対すお悩みも、お子様の様子は一見同じような状態であっても、家庭のご事情がそれぞれ違うので、じっくり、様子や背景、保護者さまのお考えなどを聞かせていただきます。

        • 自己肯定感を高めるのは悪いことじゃないけど…

          こんにちは😊 コーチング・マームの三浦真弓です。 1つ前から、子育てにおける自己肯定感を高めることを書いています。 自己肯定感を高めよう!と、自分で自分のことをチャレンジするのは良いと想います。ただ、子育てにおいて「我が子の自己肯定感を高めてあげたい!」となると、色々気になります。 「世界的に見ると、日本の子どもたちは自己肯定感が低い。将来、我が子は世界で活躍して欲しいから、自己肯定感の高いこどもに育てなくては!」 みたいな意識は、ちょっと心配なんですよ。 だって、日

        性教育に「これを伝えたらOK!」という、一撃の一言はないからこそ…

          自己肯定感を高めるって大事だけど…その前に…

          こんにちは😊 コーチング・マームの三浦真弓です。 よりよい子育てを考える場合に、よく出てくる言葉として 「自己肯定感を高める」 というのがあります。 いつからなのだろう…この言葉がよく言われるようになったのは。 自己肯定感ってそもそもどういう意味なのだろ?ということで、子育てママ業界では「自分を好きという気持ち」「自分は価値がある人だと思っている」みたいな柔らかい言葉に言い換えられることもあります。 そして、よく言われるのが 「海外の人に比べて、日本人は自己肯定感が低

          自己肯定感を高めるって大事だけど…その前に…

          子どもに決めさせることをすると決断力が育つってほんと?

          こんにちは😊 コーチング・マームの三浦真弓です。 ときどき、子育て業界界隈に 「こどもに決めさせよう」 「こどもが自分で決めることで、決断力のあるこどもが育つ」 と言うフレーズが登場します。 決断力がないわ…と思う親は、自分みたいにならないように、我が子は、決定力や決断力のある人に育って欲しい。そして、自分の人生を邁進して欲しい…そう考えて、こどもに色々なことを決めさせるようになります。 「きょうのばんごはんな、なにがよい?」 「あしたは、どのおようぶくをきて、ほいくえ

          子どもに決めさせることをすると決断力が育つってほんと?

          子どもの成長は、長い目で見よう!

          こんにちは😊 コーチング・マームの三浦真弓です。 生まれてきたときには、元気なら!と思っているのに、成長するにつれて 「みんなと仲良く」 「園では、元気に遊んで」 「学校へ行くようになったら、お勉強が出来て」 「出来れば、運動もいろいろ出来て…」 なんて思ってしまいがち。 もちろん、親としての我が子への期待はあってもよいと思っています。でも、その様に育つかどうかは…どうでしょう? 私たち親世代は、少しでも良いと言われる学校へ進学し、名の通った就職先へ就職するか、安定した

          子どもの成長は、長い目で見よう!

          「子どもの反抗期がない」ことは危険だと言うことをわかっていますか?

          こんにちは😊 コーチング・マームの三浦真弓です。 「うちの子、反抗期がないけどいいですか?」とときどき質問されます。それについて、プロとして、回答いたします。 読者様は、反抗期、ない方が楽だわぁ~と思われますか? それとも、ある程度は必要じゃない?と思われるでしょうか… ネットで検索しても出てこないし、誰も言わないのですが、 【子どもの反抗期が全くない】は、というのは、実はとっても危険なことなのです。 なぜ危険なのか?順番に説明しますね。 1:子どもの自我が育っていない

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          日本版DBSが2026年にいよいよ…

          こんにちは😊 コーチング・マームの三浦真弓です。 日本版DBS(子どもに接する仕事につく人に性犯罪歴がないかを確認する制度)を導入するための法律が、先日、成立いたしました。 昨年、中学受験塾である四谷大塚において、当時、講師であった人が、塾生を個人的に呼び出して、盗撮をするという事件がありました。それ以外にも、学校で、保育園や幼稚園で、指導者である大人が、園児・児童・生徒を対象にして、性加害をするという事件が発生し 「子どもに接する仕事に就く人は、過去に、性犯罪歴がないか

          「自立」にもいろいろあります

          こんにちは😊 コーチング・マームの三浦真弓です。 子育てにゴールはあるのか? そして、そのゴールはどこなのか… と言う記事を前に書きました。 18歳で成人したとき!と言うご家庭があってもよいし、高校卒業したとき!もありでしょう。 そうは思うんだけど、やはり「子育て終わり」と言うからには、子どものことに、いろいろ首を突っ込まないというか、子ども自身に色々任せることが出来てこそ「終わり」なのじゃないかな?と思います。 そこで、よく耳にするのが「自立」です。 子どもが「自立」

          子育ての終わりはいつなのだろう…

          こんにちは😊 コーチング・マームの三浦真弓です。 日々、子育てに集中していると、目の前のことで精いっぱいになることがあります。 子どもが乳幼児なら、成長に合わせて、ミルクや離乳食の量、内容はこれでよいのか、工夫が必要ですし、ある程度大きくなると、よりよい成長のために、何か、習い事をしたらよいかな…と考えたり。学校へ行くようになると、勉強は身についているか気になったり、日々の生活の中で、先生やお友達との関係を心配したり。 子どもとの生活が楽しい、成長を喜ぶことができることが

          子育ての終わりはいつなのだろう…

          子育てって、壁だらけ!?

          こんにちは😊 コーチング・マームの三浦真弓です。 子育て中に「壁」という言葉、よく聞きませんか? 思春期・反抗期で、家や学校の壁に穴が開く…というものではなくて、 成長段階における「壁」です。 最近、壁,、増えていませんか?(笑) まずは、3歳ごろにいやいや気があるわけですが、それが落ち着いて5歳ごろになったときを、「中間反抗期の壁」と言う人がいます。 3歳ごろの反抗期と、一般的な思春期の反抗期の中間にあるから…でしょうね。 それを乗り越えた(?)くらいに「小1の壁」が

          思春期、反抗期の子育て、不安ですか?

          こんにちは😊 コーチング・マームの三浦真弓です。 お友だちとか知り合いの子どもが思春期とか、反抗期だと聞くと 「うわ~大変ですね」 と、つい、言ってしまう気がしませんか? そして、ご自身のお子様が思春期や反抗期の場合も、お友だちとかに 「うちの子、今、反抗期なんだよね。た~いへん~」 なんて言ったりしてね。 実際に、素直でよい子♪ と思っていたのに、急に 「くそばばぁ」 と言い出すかもしれないし、ものを投げてくるかも知れません。 え?どしたの!?何があったの!? と思

          思春期、反抗期の子育て、不安ですか?

          子どもは拡大コピーみたいに大きくならない

          こんにちは😊 コーチング・マームの三浦真弓です。 私が保健室の先生になったころは、子どもの思春期反抗期は中学生になったら!みたいに言われることが多かったのを思い出します。 「小学生のときは、あんなにいい子だったのに…(中学生になったら、変わっちゃったねぇ)」 みたいなこと、耳にしますものね。 確かに、中学生になって、初めましてのお友達にもたくさん出会い、しかも、価値観とか「これが普通」とかが全く違っていて、戸惑ったり 「あいつかっこよ!」 と思ったりして、まねたりね。

          子どもは拡大コピーみたいに大きくならない

          新年度、ママも自己紹介の場面がありますね…

          こんにちは コーチング・マームの三浦真弓です。 新年度、子どもたちは、新しい同級生と一緒になる場面で、自己紹介をする機会があります。 担任の先生に 「こんなことを交えて、一人〇分程度で」 などと言われ、話してきたことでしょう。 中高生になると、各教科ごと、最初の授業で自己紹介があったりして、先生、授業はいつからするの?みたいな場合も?(笑) 大人の私たちも、この時期、学校で自己紹介の場面があります。 コロナ禍のときには開催されなかったり、オンラインだったりした、クラス懇

          新年度、ママも自己紹介の場面がありますね…

          コーチング・マームてなに?!

          こんにちは。コーチング・マームの三浦真弓です。 「コーチング・マーム」は私の屋号です。 ただ、子どもに寄り添うだけでなく、親として、先を生きる大人として、コーチング的視点で子どもたちを見守ることが出来たら良いなと思い、決めました。 保健室の先生時代、保健室登校や別室登校の生徒さんがいました。自分の勤めている学校に、という年もありましたが、全国的な傾向だったと思います。 教室には入れないけど、他の場所なら… ということで、その日、学校の門をくぐった生徒。 そうした日々を続け