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行動に焦点を当てる心理学とは? ~セルフマネジメントにも活かせる~

皆さん。こんにちは。
行動習慣コンサルタントの冨山です。

ご無沙汰しています。月日が経過するのは早い。
まだ緊急時代宣言が続く中で、なかなか外出しにくい環境下ですね。

身の安全を確保しながら、中長期に無意識のストレスを抱えていると感じたら、人が少ない緑豊かな場所に出向いて、グリーンエクササイズなど身体を動かすことが大切です!!

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本日は、「行動心理学」について。
冨山は、応用行動行動分析学の中で科学的な手法を習得しています。

これまでは、心理というのは一見計り知れないので、科学の視点から再現性が見られないと位置付けられていました。

長い間、臨床心理士は国家資格の認定をされていませんが、ここ数年前に、公認心理士は国家資格の認定がされましたね。
今後、より心理の分野に関して、お仕事の領域が広がり身近になるのでは?と、密に期待をしています。

余談が続きますが、冨山は進路を選択する際に「倫理学」か「心理学」の道を志していました。しかし、厳格な父から好きなことと志して生業にすることは違うと論破されて、最終的に医学の中で健康行動理論が学べる管理栄養学の道へ行きました。

確かに父の助言の通り、わたしが卒業をする2008年あたりには、管理栄養学は一大ブームになり、病院で勤務しながら臨床の現場で実践を積み重ねる中で、取材や講演の依頼をいただくことになります。

実は、未だ心理学の博士課程で学びを深めて修了したい願望があり、好きなことを生業にする時代の風潮に勝手に喜んでいる今日この頃です。

さて、本題に戻りましょう。
ここでは、人の感情ではなく「行動」に焦点をあてる心理学のお話しです。

なぜ?行動理論がビジネスで活用されているか、ご存知でしょうか。
それは、すでにお気づきの方もいらっしゃる通り、即効性があるのと再現性があるからです。

行動経済学に関しても行動心理学に関しても、科学が基盤となり膨大なデータの集積なので、『結果』に繋がりやすいんです。

わたしの身近に、行動経済学と行動心理学は存在しない…と感じている方。
皆さんのすぐ傍に溢れているんです。巷で目にする店舗や物販をはじめ商品告知など、すべて行動経済学の観点から設計されています。
スマートフォンはお持ちでしょうか。それらのゲームやソーシャルアプリには、行動心理学の仕組が”これでもか”、というほど盛り込まれています。

冨山は、ビジネスの領域でマネジメント育成やセルフマネジメント教育で、行動理論をお伝えしています。まさに今必要な行動に焦点をあてることで、その望ましい行動を習慣化させていき、目標を最短ルートで達成してもらうのが最大の利点になります。

一方で、ゲーム業界でも行動理論は使われています(通称:ゲーム理論)が、人の行動を強化することが出来るので、軽い中毒にもなりかねます。
要するに、気軽にはじめたら行動承認(動機づけ)されて、課金がはじまりやめれなくなる…という習慣(サイクル)です。

わたし達は、毎日を無意識95%で意識5%の割合で生活をしています。この無意識の領域に、行動経済学や行動心理学が大変有効性を発揮します。

ここで大切なのでは、常に自ら5%の意識で選択と判断をする習慣を手に入れることです。なんとなく暇だからソーシャルアプリで時間を潰そうかな~と環境に身を任せるのではなく、”5分間だけ””15分間だけ”というように時間設定をするのも軽度の中毒を回避するコツですよ◎

人は、意志が弱い生き物です。誰でも。
わたし自身も、自分の記憶や意思を信頼していませんので(笑)、必ずやること・やりたいことは紙に書いたり記録しますし、Netflixで動画を閲覧する際もアラーム設定で時間を区切るようにしています。

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自分の人生の行動をコントロールすることが、「今日からできるセルフマネジメント」であり、一番大切なことかもしれないですね。☆彡

行動習慣コンサルタント®
行動定着コーチ®      冨山真由



冨山真由 @行動習慣コンサルタント 人の感情ではなく「行動」に焦点をあてる教育を実践している。 企業講演の実績は、年間120社累計30,000人が受講。書籍は、7冊10万部超えている。 公式HP:http://mayu-tomiyama.com/