しずしずと
こんばんは、まゆきちです。
7月31日に父が亡くなり、大阪に帰っていました。東京に戻り、またいつもの生活です。
とはいっても、いつも通りではなく、職場のみなさんのご厚意でゆっくり休むように言ってもらって、仕事もしばらくお休みです。
さて、何をしようか…
こういうとき行きたくなるのです。
成田山別院 深川不動堂にお参りしてきました。
敬虔な仏教徒…というわけではありません。
ただ高校3年間、お寺のそばで過ごし、般若心経を唱え、仏教聖歌を歌うことから始まる朝だったのが、大人になってじわじわ効いてきたのに気づいたのです。心の拠り所ってこういうものなんだなと思います。
去年、父の長期入院の時にも写経しました。
今日の写経は父の供養のために、心を込めて書いてきました。
左側に「願意」や施主の名前・住所などを書く場所があります。
『願意』去年はコロナ終息と父の退院を願いましたが、今回はそこに戒名を書くことで、供養となるのだと教わりました。
願意を書くに至るまでに1時間半もかかり…願意のところで集中が切れてしまい、まさかの戒名の漢字を書き間違えるという大失態です…😩
わたしらしいわ…こういうの…1番大事なところで失敗する…
『賢』をまず「覧」となぜか書いてしまい、上はなんとか誤魔化せたけど、「見」を「貝」には直せなくて、変な漢字になってしまいました。
墨字なので修正もできず、父には心の中で(ごめんな〜🙏)と言って、お納めしてきました…。
細かいことは気にしないタイプの父なので気づかないかな。
でもさすがに戒名の漢字間違いのままでは帰れなくて、お参りをしてから護摩木と五色幡供養に戒名を書く時には細心の注意を払い、正しく書いてきました。
*
お供物でいただいたフルーツに、すももの貴陽があることに気づいて、真っ先にこれ欲しい!とアピールして東京に持って帰ってきました。
輪の模様がくっきり出ていて、完熟でした。
美味しかったなぁ。
7/3に大阪に帰った時に、父に和歌山県のあら川の桃を食べさせて、その時に「うまい」「胃がぐるぐる動いてる」と話してくれたのが、直接会って話した最後の話になります。
また父の闘病、在宅医療、介護、看取りのことは改めてもう少し落ち着いたら書きたいと思っています。
*
初七日の法要後、お坊さんが亡くなった方は蓮の花に乗って、ゆっくりゆっくりあの世を目指して上っていくのだとおっしゃっていました。
そのお話を聞いて、去年写経しにきた時にお寺の植木鉢に咲く蓮の花を思い出しました。
今年は猛暑過ぎて?…カリッカリに枯れてましたけどね…。
*
父のことは悲しくもありますが、1年3ヶ月かけて心の準備もある程度できていたのだと思います。生前と同じように、忘れないでいることが一番の供養かと思うので、落ち込みすぎることなく、穏やかに前に進んでいきます。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。また明日〜👋
noteを読んでくださってありがとうございます!「スキ」はわたしのnote活動の力になっています。「スキ♡」や「フォロー」をしていただけると、とてもうれしいです。「サポート」!?うれしくてケーキ買いに行っちゃいます🍰