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ずこう

こんにちは、まゆきち☆です。
先週はお寺に神社にと忙しい週でした(^∇^)

ところで!
「ずこう」って聞いて思い浮かべるものってなんでしょうか?

お寺でお坊さんから聞いた言葉なのですが、わたしの知る「ずこう」は…図工しかありませんでした(^◇^;)

ずこう?図工?!ん?????

と思いながら、写経前のお作法について聞いていましたが、席についてようやくわかりました。

ずこうとは、

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漢字だとどんなことを意味するのかわかりやすいですね。

 香木や漢薬などの香原料を、指紋に入り込むほどの細かいパウダー状にして混ぜ合わせて作ったものが塗香です。古くは身だしなみとして身体に塗られたり、山寺などの参拝で水がない場所で手を清めるために使われるのが一般的でした。
 現在では写経前のお清めに手に塗りこめて使用したり、和装でほのかに和の香りを纏わせたい時に使うなど、日常生活でも気軽にお使いいただけます。
〜香源さんのホームページより引用させていただきました。〜

写経をする前に身も心も清めるためのお作法の一つで、お香を手に塗る「塗香」。

この小さい封筒の中に、白い包みが入っていて、中には粉のお香が入っていました。

写経をする前のお作法

着席をしたのち、
心を落ち着かせ、呼吸を整えます。
塗香の包みを開き、右手の親指と人差し指でお香をつまみ、左手の薬指の元にお香をつけて、手のひら全体にお香を塗り、指、腕などを清めます。
写経を始める時の真言を心の中でお唱えします。
そのあと、般若心経も心の中で唱えます。
最後にお寺の不動明王真言を三度心の中でお唱えします。

お作法の手順どおりにしているうちに、写経をすることへの集中力が増してくるようでした。

初めての般若心経の写経は、2時間ほどかかりました。小筆を持つのも久しぶり。お手本の上に置かれた半紙になぞり書きをするのですが、墨を含ませる量、筆先にも気をつけながら恐る恐る始めたのですが、そのうち下書きからはみ出すような時もあって、我が出てしまっている…ちゃんと収めないとと思いながら、集中を保つように心がけました。

願意を最後に書くのですが…ここで少し時間がかかりました。いつもお願いすること…大きく大きく捉えると結局のところ端的にいうと「家内安全」なんだなと改めて気づきました。

全てを書き終えた後は、納経します。

高校生の頃、免れたくて仕方なかった写経。
校則違反の反省としての写経。
10代の頃にはじっと写経をする時間を心地よい時間とは思えなかったかもしれないけれど、今はとてもいい時間だと思えました。

時が経つことで受け入れられることもたくさんあるし、良さに気づくという体験でした。
これからまた改めて何かの良さに気づくこともあるかもしれないなと思うと、歳を取るのも悪くないなと…

そんなふうにほんの少し思えた1日でした。

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池でなくても、蓮は育つんですね…。
蓮=池みたいな図式があるので、思いがけず見つけた蓮の花に驚きでした。

いろんな思い込みみたいなものにとらわれず、臨機応変にしなやかに生きていきたいです。

今日も読んでくださってありがとうございました!


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