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どくしょのきろく⑧

こんにちは、まゆきち⭐︎です。
久しぶりに読書の投稿を…。

本は読んでいるんです…ちょっとペースを落としていますが。

そう!!!わたしもそうやねん!!

食いつき気味に本に話しかけるほど同意する本に出会いました。じっくりと読みたくて一旦2週間で返却し、2度目また借りてきました!

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■『芸人と俳人』
■又吉直樹×堀本裕樹
■心に残った文(激しく同意した部分)
・子供の頃から、俳句に対する憧れはあったものの、どこか恐ろしいという印象があり、なかなか手を出せないでいた。なにが恐ろしかったかというと、難しくて解らないことが恐ろしかった。
・なにより、十七音という限られた字数の中で、あらゆる事象を無限に表現できる可能性を秘めている俳句を心底カッコ良いと思った。
【どちらも、まえがきに出てきて、グッと心を掴まれました】

芸人である又吉直樹さんと俳人である堀本裕樹さんによる対話形式で「俳句」についてざっくばらんに語られた本です。

ざっくばらんと書きましたが、俳句にまつわる知識や近づき方?親しみ方みたいなものをわかりやすくしっかりと教えてくれる俳人の堀本さんと、発想や捉え方が独創的で、お笑いに例えたりしてイメージしやすくしてくれる芸人の又吉さんの掛け合いが絶妙で素晴らしい本です。

第十章は全部が大事なことばかり書いてあるし、又吉さんと堀本さんの信頼関係、尊敬しあっているのだろうなというのが読んでいてわかるところがすごく心地よかったのです。

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わたしは文章を読むのも書くのも好きなのに、なぜか俳句に対しては、恐怖感に近い思いがあって、興味はあるのに近づけない。
そんな感じでした。

本の中で又吉さんが同じようなことをはじめに言っていたところで、グッと心掴まれ、じっくりと読んで、恐る恐る…少しずつ…俳句にお近づきになれるように読み進めてきました。

「花火」で芥川賞を受賞していますからね、又吉さん。ワードセンスや、描写する力や捉え方が面白くて、やっぱり言葉に対しての突き詰め方が並外れてすごいです。
上達も早いんだろうなと思うのです。

この本のおかげで、俳句を崇高なものだと思うあまり、怖さを感じて近づけなかったわたしも、少しずつ俳句のことを知り、楽しみ方を知ることができました。いろんな解釈があってもいいんだと思えたのも大きかったです。

もう怖くないか?と言われるともちろんNO!です。だってわたしはまだ一度も作句していませんから。

又吉さんは本の中で、俳人の堀本裕樹さんからお題をもらって、作句を重ねていますので、ここがわたしと違うところ…。

わたしもとりあえず俳句のルールや楽しみ方を知って、やってみようか…という段階に気持ちが進んできました。

まずは歳時記ですね。
歳時記を持っていないから、とりあえず買うところから始めなきゃです。

それにしても、奥が深いのね、俳句の世界。
この本ではない俳句の本で、同じ内容を知ろうとしたら、やっぱり敷居が高いと感じたり、難しそうだと敬遠してしまったかもしれません。

この本に出会えてよかった。2度も続けて図書館で借りるくらいなら、もう買ってしまおう。
そう思えた本でした。そしてAmazonで早速買って届きました♪今家に同じ本が2冊あります。

歳時記は…たくさんあるので何がいいかちょっとわからないなぁ…電子書籍もいいかな?と思ったりしてサンプルを体験中です。もうしばらく迷ってみようと思います。

17文字の世界…ゆっくりはじめてみます。

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