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【国際結婚】家族と同居を選んだ生活は?

こんにちは、まゆです♩
今日のテーマは家族との同居について書こうと思います✎︎


わたしの家族は母とわたしと妹。
女3人のところにひょっこりオーストラリア人の夫が来ました。

なぜ同居を選んだの?


もちろん2人で住みたいのが本音です。


でも現実は、

ビザ取得にあたって同居の方が有利だったこと
主人の就職が読めないこと
少しでも貯金をしたい

のが大きな理由です。

わたしは幸いにもフルタイムで働けているので、安いアパートに住んで、生活を切り詰めれば2人で住めたかもしれません。


でも主人が日本へ来たところで、
わたしは毎日仕事。
家には主人がひとり。

節約節約で何も楽しめないのは、きっと寂しい。

そしてわたしの家族の理解があったこと、主人も家族を受け入れてくれたので、来日後は同居が始まりました。

一緒に住んで5ヶ月が経とうとしてますが、
それはいろんなことがありました。

その1: 言葉の壁

これはわかってたことです。
わたしが家にいない間は、ほぼ母と主人の2人きり。母は英語が話せません。挨拶とわかる和製英語くらい(笑)。

主人も日本語が話せません。
挨拶と単語程度。

家族になったと言えど、他人。
しかも言語も生活も文化も違う。

何も起こらないわけがない。


パン事件勃発。


ある日、主人がお昼ごろパン屋でパンを買ってきました。

わたしが夕方帰宅すると、「なんで美味しいうちに食べてくれないんだろう?」と悲しい顔の主人がいました。

テーブルには手をつけてないパンがありました。

母は食べたくなかったわけではなく、
わたしが帰宅してから食べようと思ってました。

主人は美味しいうちに食べて欲しかったので、どうして食べてくれないのか、わからなかったんです。


これは、

「英語だから」


というのは関係ないと思うのです。

お互いもう少し歩み寄って、
コミュニケーションが取れていたら、
こんなすれ違いは起こらなかった。

気持ちのすれ違いは、本当に些細なことから起きるものです。


その2: 生活時間の違い


オーストラリアは早起きな人が多い国です。そして朝ごはんを外へ食べに行く文化。
わたしが留学していた頃に、朝7時からカフェで女子会してるのを見た時は驚きました!


早起きということは、夜寝るのも早い。


まさにその通りな主人の体内時計。


独身生活をしていた夫。


仕事に時間は左右されるものの、

18時にはシャワーを浴びて

19時前には夕飯を食べて、

20時にはベットで映画を見たり好きな事をして、

21時には部屋を真っ暗にして寝る。


オーストラリアで同棲した1年。
わたしは子どもの頃に戻ったような気分で規則正しい生活になりました。

しかし、今は1人じゃない。
のんびりゆっくり時間が流れてる我が家とは、やはり少し生活時間が違います。

さらに、わたしが仕事で帰る日が遅いと、
主人はギリギリ起きているのに間に合うくらい。(笑)


合わせられる部分と譲れない部分は誰もがあります。

家族はテレビを見るのが大好きですが、
日本語のわからない夫には興味ゼロ。

それはわたしがオーストラリアのテレビ番組をほとんど見なかったのと同じなので、気持ちはよくわかります!

夫との時間を増やす為に、わたしもテレビをほとんど見なくなりました。


ニュースはLINEで。
どうしても見たい番組は見逃し配信で。

便利な世の中です。

夫はよく映画を観ます。
わたしも一緒に観るようになりました。
そうそう、プロジェクターも購入して、
2人の楽しいおうち時間になっています。


その3:いつのまにか


日本語に囲まれた生活をして5ヶ月。
週1回の日本語教室には通ってますが、
「難しいね」「今日できなかった」と夫はよく言います。


でも、わたしはふと気付くことがあります。
教えたことのない日本語を主人は話すようになったのです。


心の中で何度か、

(あれ、こんな言葉知ってたっけ?)


あと、イントネーションがとても上手になりました。
もちろん基本カタコト日本語なのですが、

わたしや妹の言葉を聞いて、

「はーい」「わかった」「えーー?」

なんていう簡単な単語は一人前の話し方です。


そして、驚くのは夫だけではありません!

わたしの母と妹も英語が上達しています。
発音は置いといて、今まで使ったことないはずの単語を組み合わせて主人と会話しているんです。

妹は愚痴を夫に聞いてもらってます。
義理の兄というより、本当のお兄ちゃん、お父さんのような存在のようです。

一方で、母も新しい単語を駆使して、夫と会話しています。

でも英単語をひとつふたつだけを入れて、
あとは日本語の文章をお構いなくしゃべります。

主人はわからないはずの単語がたくさん入ってるのに、意味を理解して返答できてしまうことがあります。


(あれ、返事合ってる)

夫も、“I understood!!!”

そんな時はとてもうれしそう。
耳はだいぶ日本語に慣れてきてるようです。


その4:慣れてきて


実家に来た頃、
夫は恥ずかしがって宅配便には出ませんでした。全てが練習!わたしは玄関に出るのをお願いし続けました。

今はインターホンがなると、進んで取りに行きます。

余裕があれば、
「ゴクロウサマデス」なんて。


ご飯は基本母が作ってます。
主人も作れるのに、母より上手ではないと作るのをしばらくためらってました。

今は張り切って買い物をし、タコスや餃子を作って振る舞うように。

わたしよりも、わたしの家族が美味しそうに頬張る姿に毎回うれしそうです。

少しずつ慣れて、少しずつ出来ることが増えていく。

笑いが絶えない空間

気持ちのすれ違い。
時間の考え方の違い。
言葉、文化の違い。

挙げたらキリがなく、
コミュニケーションが上手くいかず、
落ち込む日も、
頭を悩ませる日も、
涙がこぼれ落ちる日もあります。

でも、それ以上に、
くだらない事で笑い合える時間が増えました。
それは夫のおかげであり、
この空間を作ってくれた家族の協力なしでは作れません。

今の時間を300%楽しみます!


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