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【番宣】東京江東案内(とうきょうこうとうガイド)とは?

こんにちは。いや、こんにちそらたか!東京城東ご当地VTuber兼計算機科学・工学などいろいろやってるまゆつな空高(スカイハイ)です!

今回は、東京江東案内(とうきょうこうとうガイド)という私が長いことやっている東京城東エリアの宣伝?解説番組について紹介したいと思います。
実はずっとこの番組紹介をnoteに書きたいと思ってたんだけど、忙しすぎてずっと寝かせてました。一年以上越しの実現です!


どんな番組か?

東京の江東エリア(=城東エリア)の墨田区、江東区、葛飾区、江戸川区の4区の街を一つづつ紹介していく番組です。

この番組で注目しているのは、このエリアの川や橋、交通などのインフラや地理、歴史などです。これらに焦点を当てて、隠れた見どころや、マニアック情報を紹介していきます。
こういった番組内容ゆえに、巷では「VTuber界のブラタモリ」とか呼ばれていたりします。

形式としては、コロナ禍に開始したこともあって、Googleストリートビューで街を回りながら色々と解説をしたり、感想を言ったりしていく内容になっています。
Googleストリートビューを使って散策するので、過去の風景と切り替えながら、まるでタイムマシンに乗っているかのような旅を体験できます。
この機能が説明するときに色々と便利なんですよね。これも結構この番組ならではかも?

生配信(YouTube Live)なので、チャット欄にコメントを書き込むこともできて、配信中に色々とやり取りが発生することもあります。って書くとあんまり感動しないですが、要するにテレビ番組で二人以上で回ってるのと同じような感じになってより楽しめます。
正直忙しいのもありますが、テレビだと一方通行だけど、この番組は双方向でやれたらいいなという意図もあって、生配信でやっています。

というわけで、色々とTwitterとか、コラボのYouTube配信とかで紹介することはあったんですが、既存のものとはちょっと違うので、なかなか説明を一言でするのが難しくて、あんまり宣伝ができてなかったという感じがありました。それ故に、noteで宣伝したいなとずっと思っていたところだったんです。

ちなみに、これを書いているR5/9/18現在で38回やっています。
実は先にどこをやるかっていうのは決めていて、1時間で案内しきれる範囲を想定して全53回を予定しています。

まだやっていないのは、両国、八広、小村井、大島、森下、門前仲町、砂町、新木場、有明、新小岩、亀有、高砂、鹿骨、松島、葛西あたりです(って言われても地名だけじゃ地元の人しかわからないかも知れないんだけどw)。

以下のページが再生リスト(これまで紹介した街)です。

江東エリアの魅力

江東エリアの魅力については、街の歴史もあって、(メディアは杉並あたりを取り上げることが多いですが)著名人が生まれ、住んでおり、ゆかりの地となっていて、今でも多数の史跡が存在します

著名人の例を挙げれば、葛飾北斎勝海舟芥川龍之介渋沢栄一森鴎外などなど。いかりや長介王貞治も本所区(現墨田区)の生まれ。
太宰治も人間失格での描写から本所に通い詰めていたと思われます。

練馬区が漫画家発祥の地とよく言われますが、戦前に漫画を広めて、手塚治虫長谷川町子など戦後に活躍した漫画家に多大な影響を与えた元祖漫画家とも呼べる田河水泡の出身地も本所、深川です。

史跡の一つはこの地域に多く存在する橋で、このエリアには特に関東大震災後の帝都復興計画により作り上げられた素晴らしく重厚な橋が多数存在します。区画整理され整然と整った道はこの後藤新平の主導した復興計画によるもので、その街中には戦前建築もいくつか残っています。運河や川も多数存在し、古い運河は歴史を感じたり、その地域について言及していた偉人たちに思いを馳せられる場所です。

ここまでは墨田区、江東区あたりの話でしたが、葛飾区、江戸川区にも史跡が多くあり、有名所では男はつらいよ寅さん柴又帝釈天、現代っ子にはこち亀亀有一之江の国柱会は宮沢賢治にゆかりがあり、おくまんだしという松尾芭蕉に歌われた史跡(熊野神社)もあります。この2区の川は河川敷が整えられていて、極めて綺麗な景色が広がっています。

東京城東エリアは私、空高ちゃんを召喚した所長の縁の地でもあるので、この地域をみんな知ってるし、いつかは行ってみたいところ、憧れの場所、つまり「認知度を向上させ、印象向上」を達成できたらいいなと思って活動しています。

これは何も、国内だけではなく、海外にも広く東京城東エリアが認知されれば良いなと思っています。まだ、字幕を付けたりとかはなかなか追っついていませんが、その第一弾としてチャンネル自体には英語のタイトルと概要をを用意したり、個々の配信にも概要欄に英語の説明を付与しています。
もし、この記事を読んで、英語字幕の追加にご協力していただける方がいると非常にありがたいです!

また、「生活する」という視点では以下の記事に、ある程度この地域の全体的な事も書いているので、是非見てください。

モチベーション

番組というよりは、チャンネル全体に共通することだと思うんですが、江東地域の魅力をもっと広く伝えて、江東地域の認知度の向上、もとい印象向上を目指す、という壮大な?モチベーションでやっています。

チャンネル概要にはこう書いてあります。

テレビなどで注目されない(どころか不動産関係記事では何かと23区西側よりディスられがちな)東京23区の城東地域の中でも江東地区(墨田区、江東区、葛飾区、江戸川区の4区)に焦点を当てて、街の地理的側面や歴史や魅力、マニアック情報を紹介していきます!!

https://www.youtube.com/@TokyoKotoGuide/about

と、ここでテレビとかの話が出てきました。というわけで私のモチベーションに大きく関わっているメディアの話もしようと思います。

メディアが何かに注目するのは大きく分けて2パターンあって、

  1. 一つは、既に注目されているのでそれに便乗するパターン

  2. もう一つは、最初から人気を押し上げる目的で紹介するパターン

なんですが、まあ番組名のところに詳しく書きますが、あまりこの地域はメディアでも注目されない地域でした。今でこそ1つ目の状況になってきてるので無視できなくなりつつありますが、今でもわりと色んなところで2つ目の目的で西側のエリアを持ち上げている傾向があるように見えます(あんまり具体的に挙げたくはないんだけど、例えば某なんとかヶ丘とか)。

所詮城東エリアはそこに住んでる人以外には関係ないところでしょ?みたいな暗黙のメッセージがメディアにはどことなくあって、でもそれはメディアだけでなく世間的にもなんとなくそういう認識なんじゃないかなと思います。

そういう空気感を考えるとアド街ってそのメディアの殻を破っていてすごい番組だなぁと思います。
でも、アド街って結構そこに住んでる人だけしか見ないという感じがあるので、そうではなく、私のチャンネルはもっと色んな人に見てもらえるようにしたいなぁと思っています。

幸い、YouTube上では色んな人がこの番組を見ているようで、引っ越しを検討していて参考になります、という声を頂いたり、役に立っている部分はあるんじゃないかなと思います。
YouTubeだといつでも見れるのが良いですよね。

番組名について

ちょっとこのあたりは個人的なこだわりとかだったりするので、読み飛ばしてもらっても構わないんですが、番組名の由来が気になる人もいると思うので、一応書いておこうと思います。

そもそも、なんで東京「城東」ご当地VTuberなのに、東京「江東」案内なんだって話ですよね。

でもその話をする前に、このエリアの呼び名について詳しく書いていきたいと思います。
実は、このあたりの呼び名は複数存在していて、

  • 城東

  • 江東

  • 墨東

の3つがあります。実は他にもあるかも知れないですが、少なくとも私がパッと思いつくのはこの3つになります。これらは戦前から使われている名称なんですが、それぞれ現在でも使われていて、具体的には「都立城東高校」「江東橋」「江東区」「都立墨東病院」などです。

それで、この3つの違いですが、明確な定義はなく、用法によっては全部同じ地域を指したりすることがあるものの、このあたりに何故か詳しい私からすると、実は下に行くほど地域が狭くなっていくイメージがあります。

城東はその名の通り城東、つまり江戸城の東側の地域を指します。わりと一般的なイメージとして私が扱っている4区のあたりを城東と言っているイメージがあると思いますが、単に東側ってだけなので、言葉そのままの意味で中央区とか、台東区も城東に含まれることがあります。戦前は城東区という区がありました。

江東は江東区だけだと思ってる人もいると思いますが、そんなことは決して無く、元は江東、つまり川の東側を指す言葉です。この川っていうのは隅田川を指します。実際に錦糸町の当たりの住所は江東橋で、江東橋って橋も実在しますし、都営バスの営業所にも江東営業所というのが存在しますが、これらは全て墨田区に所在します。また、最近だと江東5区という言葉も使われていて、これは私の扱っている4区に加えて足立区も含まれています。比較的新しい言葉に江東という単語が使われているのは結構意外です。ただ、私の感覚からすると、足立区は江北であって、江東ではないかなという感じです(実際に江北橋っていうのもあるし)。あとは、隅田川って元々は千住大橋より南側の名称なので、そういう意味でもちょっと拡大解釈な気がしています(とはいえ、他に適切な言葉も無いですし、地域で連合しているのは良いことだと思います)。
というわけで、そういうのもあるのに加えて、私(というか所長)自身があんまり足立区に馴染みがないのもあって紹介しきれないかな?ってことで、東京江東案内では足立区を除いた4区を対象地域にしています。
江東区っていうのは、深川区と城東区が合併するときに、地域的に江東エリアのかなりの面積を占める区になるので、(その他の区も含めて今の23区になるときに合併後の名前の折り合いを付けるのが大変だったって話もあるんですが)深と城が合わさったという意味も込めて江東区になったんだと思われます。

そして、墨東ですが、墨東も要するに隅田川とか、墨堤の東側とかそういう意味なので、江東と同じような意味合いなんですが、こっちは用例的に墨田区と江東区限定で使われることが多い気がします。

あと、上に挙げなかった地域名として、東京下町っていうのもあります。下町って言うと、「再開発されていない渋い街」みたいな用法になってるところがありますが、それはメディアとか不動産屋の影響によるもので、元は地理的に武蔵野台地の方が山の手で、その東側が下町です。で、下町って言った場合に台東区とかも含まれることはありますが、結構隅田川より東側のことを指していたりすることが往々にしてあります。

それで、番組名を決めるときには結構迷いました。ただ、この中で私が扱っている地域を一番的確に指しているのは「江東」です。江東区と紛らわしいですが、江東なら隅田川より西を指すことは無く、比較的色んなところで使われている言葉です。なおかつ、城東は結構全国的に使われているところがありますが、江東は比較的少数で、単に「江東」とだけ言ってもどの江東か特定しやすいです。

なので、番組名としては「東京江東案内」とすることにしました。
ついでにいうと、実は最初の方は東京城東ご当地VTuberではなく、東京江東ご当地VTuberを名乗っていました。

しかしながら、活動を続けていくうちに「江東区だけのVTuberなのかと思ってた」と勘違いされることもありまして、それでVTuberとしては「東京城東ご当地」を名乗ることにして現在に至ります。なので、ご当地VTuberを名乗り始めたタイミングもそうなんですが、実は番組名のほうが先なんです。まああとは、ゆるくやっていきたいので自治体との結びつきが強すぎるのは良くないかなということも(要するにあくまで非公認だし、今後も非公認としてやっていきたいので)。

最近では根負けして、わかりやすいようにご当地には下町もくっつけて「東京城東・下町ご当地VTuber」と名乗ってることもあります。城東だとどこかわかんないという人もいるかも知れないので、イメージしやすいようにっていうのと、一応近隣地域も紹介する機会があるかも知れないということで。
本当は下町って言葉の定義が曖昧だし、メディアのイメージが先行する現状はよろしくないと思ってるので、あんまり下町という名称を使いたくはないんですけどね。

ということで、これだけで一つの記事になりそうですが、そういう経緯で番組名は「江東」になっています。

ちなみに「案内」のところを「ガイド」って読む理由についてですが、これは東京バス案内(とうきょうバスガイド)ってゲームソフトが元ネタです。
なんか最近RTAが盛んみたい。

もう一つのモチベーション

これハッキリ書いちゃうと色々と不都合な人がいると思うんですが、もっと詳しい話をすると、不動産屋とか某なんとか経済の記事でこのあたりの地域について、労働者階級がどうとか、ブルーカラーがどうのこうのとか書いてるのがあったりするんですが、最近話題の渋沢栄一は深川(江東区)に住んでいて、今も永代あたりにはその系譜の会社が存在しますし(実は結構タイムリーな話で、当時の旧渋沢栄一邸が今月江東区に再移築されています)、そもそも江戸時代の話をしても、本所、深川にも武家屋敷はあったので、このあたりはブルーカラーのエリアで庶民の街だったみたいなことを言い切ってる記事はすべて詐欺だったりします。

以下の記事に具体的なものを取り上げました(最悪の記事を紹介しているので、読む場合は心して読んでください…)。

まあこういう主張はおそらく、メディアの力で西の方が上品だということにしてブランド力を高めて、利害関係とかの都合で私鉄沿線とかそっちに誘導する意図があるんだと思うんですが、そういうのを含めて、(本来の語義ではない意味で、メディアのイメージ戦略に使われてしまっている)下町という言葉を積極的には使いたくなかったりします。

あと、そういう記事では現代的価値観でネガティブな書かれ方をされることが多いですが、戦前の日本においては富岡製糸場を始めとして、地域に工場があってそこで働くということは極めて先進的であった、つまり、工場の多かった本所、深川あたりはその他のインフラも含めて当時最先端の街であり、それ故に人口も当時東京随一に多かったということも付け加えておきます。

とはいえ、最近では不景気の影響か、実利を求める人が増えていて、メディアの影響力も以前より無くなり、あんまりブランドというものが力をなさなくなってきているように見えます。その結果、江東エリアが(特に若者に)注目されています。これは非常に嬉しいことだし、ようやく不当にディスられない真っ当な印象で評価される(され直される)時代になってきているということだと思います。まあ、それ故に某私鉄系不動産とかが今になってこのエリアに根を張ろうとしているような動きも見えるんですが、私も、江東エリアの印象が見直されていくのを応援したい気持ちがあります。

とはいえ、実際のところ、23区の西側は文豪の街で、文教の街で、上品な街だけど、東側は何もないという印象を持っている人も多いんじゃないでしょうか?
便利だから注目されるようになったけど、上記「江東エリアの魅力」で書いたような素晴らしい部分があるにも関わらず、その魅力(特に史跡や歴史的な部分など)についてはまだまだちゃんと広く認知されていないように思えます。

不動産大手やそこと利害関係のあるメディアは、23区は西高東低という言葉がよく使われていることからもわかる通り、これまで競合するエリアの悪いところを強調して価値を下げることで、自分の金になるところの価値を相対的に上げていくという、
コカコーラとペプシを全く馬鹿にできないどころか、それを超えた姑息なポジショントーク、いわばステマ、ステルスマーケティングをこれまで堂々とやってきたわけです。
言い返されないことをいいことに読者、視聴者を小馬鹿にしながら(って少なくともいろんな記事やメディアの扱いを見てきた私はそう確信を持って言えますが)。

でも、私は純粋に城東エリアの良いところ、魅力を沢山伝えることで、皆さんのこのエリアに対する印象を本来のところまで、もしくはそれ以上に引き上げていけたら良いなと思っています。
是非応援していただけると嬉しいです。

配信日程

ほぼ月イチ以上の頻度で配信しています!
(忙しいときは延期してます。)

これまでの配信で多少変更があったので、個々のアーカイブによって定期配信日が違う日程で案内されていたりしますが、基本的にそれらは配信時点での情報なので無視してください。
(定期配信日は変動するので、最近はこういう恒久的に残る配信自体やいちいち変更が必要な個々のページには載せないようにしています。)

これまでの話をすると、大体土曜日の21時から配信していました。
最新の定期配信日程はMisskeyプロフィール欄にあります。
配信の有無についても告知しているので、是非フォローよろしくお願いします!
(TwitterもといXの方ではもうちゃんと告知してないのでFedivarseの方でフォローお願いします!)

これまでの番組紹介

最新のやつから~

変わり種?でお台場編です。比較的歴史的な側面で話してたと思います。
ある意味新鮮な解説かも?

途中まで一番伸びてたのが一之江編です。史跡が多くあります。

金町編。サムネはこち亀のOP「葛飾ラプソディー」に出てくる、とんがり帽子の取水塔。あと初期の配信はイケボォ声が低かったり。

かと思ったら初回の錦糸町編だけすごく声が高かったり。
ちなみに、初回が錦糸町なのは、城東エリアの随一(と言わず都内でも有数)の商業地、繁華街だから。

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