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まゆ自叙伝

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わたしが生まれてから大学を辞めて宿をやるまでを自叙伝にまとめます
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#大学中退

(17)大学中退直後に行ったヴィパッサナー瞑想合宿

(17)大学中退直後に行ったヴィパッサナー瞑想合宿

渇望の嵐だった10日間

自給自足の家族とともに生活していると出会うすてきな人たち皆がヴィッパサナー瞑想経験者だったこと、当時付き合っていたパートナーが10日間の瞑想合宿で人生が変わるような経験をしているのを目の当たりにしたこともあり、わたしは大学を辞めてまず最初に瞑想合宿に参加することにした。

ヴィパッサナー瞑想というのは世界中にセンターがあって、日本だと千葉と京都にある。

10日間コースと

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(16) 爆発を気に大学中退を決める

(16) 爆発を気に大学中退を決める

ピースボートから降りて、
自分の価値観がひっくり返ったくらいな、
180度人生観が変わるような経験を経たのちに
復学していたわたしは、
びっくりするくらいに大学の授業がつまんなくなっていた。

大学の講義室に溢れる、教授の一方通行な授業、
他学生の居眠りやケータイをいじっているなどの無気力なエネルギーが溢れる空間の中にいることで、わたしの生命がどんどん蝕まれていっているような感覚があった。

休学

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(15) 何者でもない「わたし」を生きる怖さと覚悟

(15) 何者でもない「わたし」を生きる怖さと覚悟

何にも属さないただの自分

大学を辞める時に気がついたことがある。
それはわたしたちは生まれてからずっと
レールに敷かれた人生を歩んでいる限り、
必ず何かしらに所属してるということ。

保育園や幼稚園
小学校
中学校
高校
大学
企業・会社
何にも属さないのは
赤ちゃんと定年後だけなのだ。

これまで小中高大と、ずっと何かに所属していたわたしが初めて、何にも所属していない「ただの小林茉優」になる。

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