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『勉強しない大人』と差をつけるには?

SNSやnoteで『日本の大人は勉強しない』という投稿を、よく見掛けます。

SNSにしろnoteにしろ、私がフォローさせていただいてる方々は、社会人でも勉強している方々ばかりです。
たまに会うご飯仲間は、一つ以上の外国語(ほとんど全員が英語を話せます)が流暢に話せるメンバーが揃ってたりして、私の知る範囲では、割りと勉強してる大人が多い印象です。
なので、良い意味で刺激を受けてます。

たまたま私の知る範囲にいる人たちに勉強熱心な大人が揃っていただけで、実際は『勉強しない大人』が多い気がします。
学生時代の友達とか10年以上お世話になった、黒い中小企業の先輩諸氏とか…。

学生時代の友達の一人は「自分のお金と時間を使って、仕事の為の勉強なんてしたくない。自分のお金は、洋服の購入に使いたい」と言ってました。
彼女が仕事で勉強する必要性があるのに勉強する様子がなかったので、勉強しない理由を尋ねた時の返事です。
彼女の言う『自分のお金』って、会社から貰った給料なんですが…。
仕事では会社の制服を着てるから、仕事で服が必要なわけではありません。

黒い中小企業の先輩諸氏の中には、私が資格取得の為に勉強してると知った途端に嫌がらせをしてきました。
仕事に関係する資格なので、取っておいて損は無いと判断しました。その会社ではどの資格取得も奨励してませんでしたが、転職する時に履歴書に書けるかも…くらいの軽い気持ちで資格取得を目指しました。
その先輩は、私が資格を取ったら、自分も資格を取らされると思ったみたいです。先輩なのに不合格になったらカッコ悪いとも思ったようです。
不合格にならない為に勉強すれば済む話ですが、嫌がらせをして妨害する方がラクだと考えたんでしょうね。

私が取った資格(検定)は、一番簡単なレベルです。その職種の未経験者ではないことを証明できる程度です。実際の転職で有利に働くことはありませんでした。
転職活動時には、取得した資格そのものよりも、働きながら資格取得したことを評価してもらえました。

嫌がらせを受けた経験から、仕事で知り合った人たちには、仕事に関係があろうとなかろうと勉強してることを公言しなくなりました。
元々プライベートの話を仕事で話さないのですが。

黒い中小企業の先輩諸氏の中で嫌がらせした先輩は一人だけですが、他の先輩諸氏も勉強しない大人ばかりでした。
勉強しない方がラクです。
一緒に働いていて、『時が止まってる』印象を受けました。(入社直後に受けた印象ですが、10年以上勤めても、その印象は変わりませんでした。)

誰も『新しいことを吸収しない』からです。
いつ閉鎖されてもおかしくない支店に勤めていながら、上司を含めた先輩諸氏が何もしないことに危機感を覚えました。年齢が上がれば上がるほど、転職活動は厳しくなるのに…です。

全ては社長の一存で決まるので、支店の営業成績が良くなっても突然閉鎖される可能性がありました。支店を維持する為に頑張りつつも、転職も視野に入れて動くべきと思ってました。
私は転職する方を選びました。


その頃、「自分が営業担当者だったら、中小企業診断士試験合格を目指して勉強するのに。クライアントの大半は個人商店だから、経営面のサポートもできれば、同業他社より有利になる。この支店はいつ潰れてもおかしくないから、転職活動を見据えて、勉強するんだけど…」と常に思ってました。
私は営業担当者でなく、事務方でしたが、営業担当者が社内で話す内容を聞いて、中小企業診断士が役立つだろうな…と思ってました。

資格を取ればいいわけではないと分かってます。
海外に拠点を持つ企業だったので、海外出張もありました。
海外拠点の公用語を学ぶ人もいませんでした。学んで直ぐに実務レベルの語学力を身に付けるのは難しいですが、本当に何もしない人たちばかりでした。

仕事しながら『学びの必要性』を痛感することが多々ありました。
私一人が痛感していたようでした。
先輩諸氏、特に営業担当者は「適当な話術で乗り越えてこそ、本物の営業マン」と言ってました。

毎日、同じことを繰り返せば済むので、ラクな会社だったと思います。
確かに、新しいことを吸収しなくても、その場しのぎでどうにでもなりました。
自分自身が成長できないだけでなく、世の中から置いてきぼりを喰ってるような気がして、怖かったです。
だって、『時が止まってる』んですから。

大人…社会人になってからの学びは、日々変わり行く世の中に置いてきぼりを喰らわない為にも、常に自分自身をアップデートさせていく為にも、必要だと思います。

『勉強しない大人』がたくさんいるということは、勉強するだけで周りに差をつけられます。
資格取得を目指さなくても、何かしらのスクールに通わなくても、読書の習慣があるだけで、差がつきます。
自分自身のアップデートの為にも、読書を続けたいです。







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