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追伸・海の底のひとりぼっちより【詩】

追伸・海の底のひとりぼっちより


誰かの捨てたアンテナがゆっくりと落ちて来て
掴んだ私は海底ラジオ

流れる唄は懐かしの昭和歌謡から心に沁みる系

グロテスクな気味の悪い姿をした
深い海の生き物たちが集まり始め
もの静かに耳を傾ける

全てが思慮深く、穏やかな海の底

そうして私は、
いつの間にかひとりぼっちではなくなっていたよ。

今回はこちらの続編です↓


書く習慣アプリのお題「海の底」から #詩

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