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他人からの「努力してこなかったんじゃない」が痛いけど、今日も生きてるわたしは偉い

人生を生き直すのに、遅いなんてことは絶対にない!


ネガティブな書き始めになっちゃうけれど、わたしは幼少期から自己評価が極端に低かった。いわゆる、【自尊心が正しく育っていない状態】で生きてきた。

ずいぶんマシになったのだけど、数年前は本当に、「自分に生きてる価値はない。跡形もなく消えてなくなりたい。」「あぁでも、こんなこと考えてる自分も身勝手だ……。」と思ってた。正直なところ、命を絶つことも考えたんよね。


昔記事にしたんだけど、自尊心が極端に低い理由のうちの1つには、自分が【強度のHSP気質】だということが挙げられると思う。


この気質(病気ではなく、生まれ持ったものだから変えられないらしい)を知ってから、わたしは自分の取り扱い説明書を作って、仕事のときはできる限りそれに沿って対策してきた。

そうしてみたら案外、効果あった(⁠・⁠∀⁠・⁠)✌わ~い

それと、あくまで予想だけど、学生時代(特に小学生の頃)の記憶がかなり曖昧なので、思い出したくない何かがあって、余計に自分の中のHSP気質が増長されたのかもしれない。


……まぁとにかく、自分自身の物事の捉え方が病的なまでに後ろ向きで、「これはおかしいぞ」という自覚はあったけど、どうやって物事を前向きに捉えて良いのかはずぅ〜っとわかんなかった。人に聞いても、「考えすぎ!」と一刀両断されて終わり。

人とどう付き合って良いかも、勿論わかんなかった。
仲の良い友人が出来ても、「いつかは破滅的な終わりを迎えるんだ。それなら今離れたほうが良いんだ」って縁をぶった切っていた。そんな強迫観念にかられていた。


でも、だからこそ、大人になった今、新しく始めている。自分の特性を必要な人に伝えた上で、働かせてもらっている。仕事が少しだけ楽しくなってきた。
「学生時代無駄にしてんだからもう遅いでしょ」なんて、他人に絶対言わせない。大人になったって、青春はできると思うよ。簡単じゃなくても。


他人は好き勝手言う生き物


昔も今も、他人はわたしのことを好き勝手言うなぁ……と思う。

もちろん、他人からコメントを貰えるのは有り難いことで、謙虚に受け止めて自分の欠点を見つめなおしたり、良くなっていくための努力をするのは大切なことだ。努力不足のわたしは、無理する訳ではなく、これから自分なりのベストを尽くして生きていくつもり。

でも、HSP気質を知らない、知っても理解できない人は世の中にきっと沢山いて、わたしはわたしのベストを尽くして生きていても、そんな人たちは平気でこんなことを言ってきたし、きっとこれからも言われることはあるんだ。


「単に、努力してこなかったからしんどいだけなんじゃない」

「メンタル鍛えれば直るんじゃないの」

「みんな辛いのに、それただの甘えじゃない」


これは、HSPのような敏感で繊細な感覚を持たない人たちが持つ意見としては真っ当なんだろう。
わたしのような気質を持つ人間ができるのは、↓のようなこと何じゃないか。

  • (前向きな意味で)他人に期待しないこと

  • いつも自分のベストを尽くせば良いだけのことで、他人と比べないこと

  • できない事に目を向けるのではなく、できたことを評価して、前より良くなった自分を褒めること


生きていく上で多くのことが、他人にはどんなに些細なことであろうと、時々、わたしの体にはナイフみたいに刺さる。HSP気質以外にも、わたしには抱えている問題がある。

でも、解決はある。
「あ〜楽しかった」って寿命を全うしてこの世を去ることに決めたから、今日も今日とて生きている。
生きてるわたしは偉い。みんなも、すっごく偉い!


おわり

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