【書く習慣Day10】生きづらいわたしが、やっと自分の好きなところに気づけた!
体調が優れないときは無理しないことにしているので、やっとチャレンジ10日目です(笑)ぼちぼち続けていきますよ!
さて、今日のテーマは「自分の好きなところ」
わたしは、物心ついたころから自信がない人間だった。必死に隠してきてしまったけど、本当は何事に対してもビクビクして怖がってしまう性格だし、自分を好きだと感じたことなんてなかった。
そんな訳で、今までであれば「自分の好きなところは1つもない。これから作りたい」と書いてこの記事を強制終了させていたはずだが、それが変わるきっかけがあった。
自分の良いところが分からなくて、人に聞いちゃった
わたしは以前、仕事と私生活と健康のバランスをすべて同時に崩してしまい、死ぬか生きるか迷っていたことがある。
しばらく仕事を休んだ後、結果的に職場を変えたうえで仕事に戻らせてもらったのだが、生死について考えるほど心を病んでいた自分がすぐ元通りになれる訳もなく、働いていく自信がやっぱりなくて……
復帰後しばらく経ったタイミングで上司と面談した時、
「わたしに良いところってあるんでしょうか?もしあったら、お願いだから教えてもらえませんか(´;ω;`)」
と、良い歳して半泣きで質問してしまった。今では笑えるが、当時はマジだったのだ。
ところが、こんな急な質問にも関わらず、上司はきちんと答えてくれた。
他人から見る自分は、案外悪くないのかも
――へ?そうなんですか?
「そう。貴女は色々な意見をきちんと聞けるし、柔軟な考えを持ってる人だよ。そういう素直さが見えるから、こっちもしっかり貴女と向き合いたいと思う」
「それと、物事を "自分ごと" と捉えて、辛くても向き合ってるところも凄いと思う。他人のせいにして文句垂れてる方が楽なのに、貴女はそうしないから偉い」
正直、目からウロコだった。
わたしは、「とにかく優しい。怒ることあんの?」「優しすぎて損してる」「騙されやすそう」「自分を責めすぎ。気にしすぎ」などと言われた経験が度々ある。
あ、もちろん、ありがたいことに「優しさに助けられてるよ」と温かい言葉をかけてくれる人たちも居たし、良い人たちにも出会ってきた。
でも大抵の場合、素直に人を信じてしまう人のよいわたしは、変な人やモノに引っかかって、バカを見てきた。そして大人になってからは、良い人ですら信じられなくなり、自分も他人も傷つける結果を招くようになった。
だから、素直な自分が良いと思えた試しがなかったし、何か起きたとき、「自分のせいだ。自分が変わらなきゃ」と自分改革を始めるものの、毎回挫折し、その度にネガティブになる自分も嫌いだった。
でも、そんな自分を嫌いって思う必要なかったんだ。自信無くす必要なかったんだ。
自分の評価が低い時、他人に頼っても良いんじゃない
そんな、上司が思ってくれてるほど、自分人間出来てないっす……と思ったわたしだったが、せっかく良いところを挙げてもらったので、ありがたく受け止めることにした。(こういうところが素直なのかも)
自分の好きなところは、素直なところと、他人のせいにせず自分で考えられるところ!
今は胸を張って言える。
今回、思いきって、「わたしの良いとこ教えてください!」と言ってみて良かった。なぜなら、他人から見た自分と、自分が思っている自分は、思った以上にかけ離れている場合があると実感できたからだ。
特に、メンタル疾患にかかると自己評価が往々にして下がってしまうので、余計に自分を低く見積もる傾向があるのだと思う。
自分で自分を全く評価できない時には、信頼できる人ーー家族、友人、先輩後輩、カウンセラー、SNSで繋がった人ーー
誰でも良いから、自分の良いところを教えてもらうのも手かもしれない。
最後に
自分の好きなところがなくたって生きていけるけど、好きなところが増える度に、寒色で塗りたくられていた人生に、少しずつ暖かい色が加わっていく気がする。
30歳越えても、自分を好きになることってできるんだな。
大切なことを気づかせてくれた上司に感謝。わたしも、自分が回復したら、上司のように他人をしっかり見て、評価して、希望を与えられる人間になろう。
ちなみに……
上司も若かりしころ、「自分に良いところなんてあるんですか」って、当時の上司に聞いたんだって(笑)
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